甘いものがやめられないのはなぜ?砂糖依存から抜け出す方法

ダイエット中とわかっていても、甘いものがやめられないと悩んでいませんか。
「意志が弱いせいだ」と自分を責めてしまう方も少なくありません。
しかし、甘いものをやめられないのは意志の弱さだけが原因ではなく、体と脳の仕組みが大きく関わっています。
この状態は俗に砂糖依存とも呼ばれ、放っておくと食べすぎや体重増加につながりやすくなります。
この記事では、柔道整復師の資格を持つプロのパーソナルトレーナーとして累計10,000件以上の指導をしてきた視点から、甘いものがやめられない理由と、無理なく抜け出す方法をわかりやすくお伝えします。
なぜ甘いものはやめられなくなるの?
まずは、なぜ甘いものがやめられなくなるのか、その仕組みを知っておきましょう。
理由がわかれば、自分を責めずに、正しい対策をとれるようになります。
血糖値の急上昇と急降下が欲求を生む
甘いものをとると血糖値が急に上がり、そのあと反動で急に下がりやすくなります。
血糖値が下がると体は強い空腹を感じ、ふたたび甘いものを欲しがってしまいます。
この急上昇と急降下の波が繰り返されることで、甘いものがやめられない悪循環が生まれるのです。
脳が「快感」として甘さを覚える
甘いものを食べると、脳では快感に関わる物質が分泌されると考えられています。
その心地よさを脳が記憶し、ストレスや疲れを感じたときに、また甘いƒものを求めるようになります。
とくに疲れているときほど甘いものに手が伸びやすいのは、こうした脳の働きが関係しているのです。
習慣化すると「クセ」になる
「食後はデザート」「3時にはおやつ」といったパターンが続くと、甘いものが習慣として定着します。
すると空腹でなくても、その時間になると無意識に甘いものを食べたくなります。
本当の空腹ではなく、習慣やクセで食べているケースは意外と多いものです。
甘いもののとりすぎはなぜよくないの?
では、甘いもののとりすぎは、体にどのような影響があるのでしょうか。
悪影響を知っておくことも、上手に距離を置くための一歩になります。
余った糖質は脂肪としてたくわえられる
甘いものに多く含まれる糖質は、エネルギーとして使われなかった分が脂肪としてたくわえられます。
とくにお菓子やジュースは血糖値を上げやすく、脂肪の蓄積につながりやすいとされています。
少しのつもりでも積み重なれば、体重増加の大きな原因になりかねません。
食事が乱れて栄養バランスが崩れる
甘いものでお腹がふくれると、肝心の食事の量や質がおろそかになりがちです。
タンパク質やビタミン、ミネラルが不足すると、かえって代謝が落ちて痩せにくくなることもあります。
甘いものに偏った食生活は、体重だけでなく体調にも影響しかねないのです。
甘いもの欲求から抜け出すにはどうすればいい?
ここからは、甘いもの欲求から無理なく抜け出すための具体的な方法を紹介します。
大切なのは「完全にゼロにする」ことではなく、上手に付き合いながら量を減らしていくことです。
3食をしっかり食べて血糖値を安定させる
甘いもの欲求を抑える基本は、3食をきちんと食べることです。
食事を抜いて空腹の時間が長くなると、血糖値が乱れて甘いものへの欲求が強くなります。
とくにタンパク質や食物繊維をしっかりとると、血糖値がゆるやかになり、甘いものを欲しにくくなります。
どうしても欲しいときは「質」と「タイミング」を選ぶ
我慢しすぎると反動が出るため、食べたいときは選び方を工夫しましょう。
高カカオチョコレートやヨーグルト、果物など、血糖値が上がりにくいものを選ぶのがおすすめです。
食べるなら活動量の多い日中に、量を決めて楽しむと、罪悪感なく付き合えます。
飲み物の砂糖を見直す
見落としがちなのが、ジュースや甘いコーヒーなど飲み物に含まれる砂糖です。
液体の糖質は血糖値を上げやすく、気づかないうちにとりすぎていることが少なくありません。
まずは飲み物を水やお茶に変えるだけでも、砂糖の摂取量を大きく減らせます。
砂糖の入った飲み物は満腹感が得られにくいため、固形のお菓子よりも無自覚にとりすぎてしまいやすい点にも注意したいところです。
ストレスや睡眠を整える
甘いものへの欲求は、ストレスや睡眠不足によっても強まることが知られています。
睡眠不足になると、食欲増進ホルモンであるグレリンが増えやすくなり、ホルモンレベルで食欲が増えてしまいます。
疲れているときほど甘いものに頼りたくなるため、まずはしっかり眠ることが大切です。
甘いもの以外でホッとできる時間を持つことも、欲求から距離を置く助けになります。
軽い散歩や入浴、深呼吸などで気分を切り替えると、甘いものに頼らずに気持ちを落ち着けやすくなるでしょう。
砂糖依存と甘いもののよくある質問
甘いものとの付き合い方について、現場でよくいただく質問にお答えします。
正しく理解して、無理なく続けられる形で取り入れていきましょう。
Q. 甘いものは完全にやめないと痩せませんか?
A. 完全にやめる必要はなく、量とタイミングを管理すれば大丈夫です。
むしろ極端にゼロにすると反動で食べすぎることが多いです。
日中に量を決めて楽しむ方が、長く続けやすくなります。
Q. 人工甘味料に置き換えればよいですか?
A. 一時的な置き換えには役立ちますが、頼りすぎには注意が必要です。
カロリーを抑える助けにはなりますが、甘さに慣れた状態が続くと、甘いものを求める習慣そのものは変わりにくいとされています。
少しずつ甘さに頼らない味覚に慣れていくことが理想です。
Q. やめると数日つらいのですが大丈夫ですか?
A. 多くの場合、数日から1〜2週間ほどで欲求は落ち着いてきます。
はじめのうちは物足りなく感じても、3食を整えて血糖値を安定させていけば、次第に甘いものへの欲求はやわらいでいきます。
甘いものと上手に付き合う大切なポイント
ここまで、甘いものがやめられない理由と、抜け出すための方法を見てきました。
最後に、大切なポイントを3つに整理します。
① やめられないのは意志の弱さではない。
血糖値の波や脳の働き、習慣が関係しています。
自分を責めず、仕組みから対策することが第一歩です。
② 3食を整えて血糖値を安定させる。
タンパク質や食物繊維をしっかりとり、空腹の時間を作りすぎないことが甘いもの欲求を抑えるカギになります。
③ ゼロにせず、上手に付き合う。
食べるなら質とタイミングを選びます。
飲み物の砂糖を見直し、ストレスや睡眠を整えることも忘れないようにしましょう。
甘いものは、付き合い方しだいで上手にダイエットと両立できます。
まずは3食を整えることと、飲み物の砂糖を見直すことから始めてみてください。
砂糖依存も含めて体質から変えたいなら、プロに任せよう
甘いもの欲求が強く、自分一人ではなかなか減らせないという方も多いはずです。
本当に成果を出すには、食事・運動・生活習慣をバランスよく整えることが欠かせません。
日本橋浜町にあるパーソナルジムLINKUS(リンクス)では、医療国家資格(柔道整復師)を持ち、累計10,000件以上の指導実績があるトレーナーが、お一人おひとりに合わせて筋トレと食事を設計します。
甘いものと上手に付き合いながら、無理なく続けられる食事プランを一緒に組み立てられます。
完全個室・マンツーマンなので、周りの目を気にせず集中して取り組めます。
運動が久しぶりの方や初心者の方も、基礎から丁寧にサポートしますのでご安心ください。
砂糖依存も含めて、体質から変えていきたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
