よく噛むと痩せる?咀嚼を増やすダイエットの効果と続け方

よく噛んで食べる女性

「ゆっくりよく噛むだけで痩せる」と聞いて、本当かなと半信半疑の方も多いのではないでしょうか。

道具もお金もいらない咀嚼の習慣は、実はダイエットを助ける確かな根拠があります。

普段早食いの人ほど、その効果を実感しやすいはずです。

この記事では、柔道整復師の資格を持つプロのパーソナルトレーナーとして累計10,000件以上の指導をしてきた視点から、よく噛むと痩せる仕組みと噛む回数を無理なく増やす続け方を解説します。

食事量を減らさずに変化を出したい方こそ、読んでほしい内容です。

目次

よく噛むと痩せるのはなぜ?

よく噛むことがダイエットに効くのには、いくつかの理由があります。

単なる気休めではなく、身体の仕組みに沿った効果なのです。

まずは、咀嚼が体重に与える3つの働きを見ていきましょう。

満腹中枢が刺激され食べすぎを防ぐ

脳の満腹中枢は、食べ始めてから働き出すまでに15分から20分ほどかかります。

早食いだと、満腹を感じる前に必要以上に食べてしまうのです。

よく噛んで時間をかけると、満腹中枢が働くタイミングに食事が追いつきます。

同じ献立でも、ゆっくり食べるだけで自然と食べる量が減っていくのはこのためです。

血糖値の急上昇をゆるやかにする

早食いは血糖値を一気に押し上げ、脂肪をため込みやすくします。

よく噛んでゆっくり食べると糖がゆるやかに吸収され、血糖値の急上昇を抑えられます。

血糖値の乱高下が抑えられると食後の眠気や強い空腹も起こりにくいので、間食やドカ食いの予防にもつながります。

消費エネルギーがわずかに増える

食事をすると消化や吸収のために身体が熱を生みエネルギーを消費するのですが、これを食事誘発性熱産生と呼びます。

実は、よく噛むほどこの熱産生が高まりやすいことが分かっています。

一回の差はわずかでも、毎日積み重なれば大きな違いになっていくのです。

さらに、よく噛むと唾液の分泌が増えて消化を助けてくれます。

消化がスムーズにいくことで胃腸への負担がやわらいで、食後の不快感も起こりにくくなりますよ。

誰でもできる噛むという何気ない動作には、これだけ多くの働きが詰まっているのです。

噛む回数の目安はどのくらい?

では、実際にどのくらい噛めばよいのでしょうか。

目安を知っておくと、毎日の食事で意識しやすくなります。

数字にとらわれすぎず、まずは大まかな基準から始めましょう。

ひと口30回が一つの目安

よく目安とされるのが、ひと口あたり30回の咀嚼です。

現代の食事は柔らかいものが多く、知らないうちに噛む回数が減っているといわれています。

いきなり30回が難しければ、まずは今より5回多く噛むことから始めてみましょう。

大切なのは回数の達成より、ゆっくり食べる習慣を身につけることです。

食事にかける時間も意識する

回数を数えるのが面倒なら、食事時間を目安にする方法もあります。

1食あたり20分以上かけて食べることを意識してみてください。

満腹中枢が働き出すまでの時間を確保できれば、結果として食べすぎを防げます。

時計を見ながら、いつもより少しゆっくりを心がけましょう。

家族や同僚と一緒に食べるときは、会話を楽しみながら食事を進めるのもおすすめです。

自然と食べるペースがゆるやかになり、無理なく咀嚼の時間を増やせます。

咀嚼を無理なく増やすコツは?

「噛もう」と意識しても、つい早食いに戻ってしまうものです。

仕組みで咀嚼が増える工夫を取り入れると、自然と続けられます。

今日から試せる方法を紹介します。

噛みごたえのある食材を選ぶ

食材選びを変えるだけで、噛む回数は自然に増えます。

根菜やきのこ、海藻、こんにゃく、玄米などは噛みごたえがあり、咀嚼を促してくれます。

食材を大きめに切る、火を通しすぎないといった調理の工夫も効果的です。

柔らかいものばかりの食卓を見直すことが、咀嚼を増やす第一歩になります。

ひと口ごとに箸を置く

食べ物を口に入れたら、いったん箸やスプーンを置いてみましょう。

次の食べ物に手を伸ばせない状態をつくると、自然と噛むことに集中できます。

口の中が空になってから次のひと口を運ぶ、という流れも早食い防止に役立ちます。

小さな動作ですが、効果は侮れません。

ながら食べをやめる

スマホやテレビを見ながらの食事は、噛む回数が減って満足感も得にくくなります。

食事に意識を向けることが、咀嚼を増やす近道です。

味や食感をしっかり感じながら食べると、少ない量でも満たされやすくなります。

まずは1食だけでも、食べることに集中する時間をつくってみましょう。

よく噛むダイエットのよくある質問

最後に、よく噛むダイエットについて寄せられる質問にお答えします。

毎日の食事の参考にしてください。

疑問を解消しておくと、無理なく続けられます。

Q. よく噛むだけで本当に痩せる?

A. 咀嚼だけで大きく痩せるわけではありません。

ただし食べすぎを防ぎ、血糖値をゆるやかにする効果は確かです。

食事内容や運動と組み合わせることで、ダイエットを後押ししてくれる土台になります。

無理なく始められる習慣として取り入れましょう。

Q. ガムを噛むのも効果はある?

A. 食前や空腹時には役立つことがあります。

食事の前にガムを噛むと満腹中枢が刺激され、食べすぎを抑えやすくなります。

間食したくなったときの代わりにも使えますが、糖分の少ないものを選ぶとよいでしょう。

Q. 噛む回数を数えるのが続かない…

A. 回数より仕組みづくりがおすすめです。

噛みごたえのある食材を選ぶ、箸を置く、ながら食べをやめるといった工夫なら、数えなくても自然に咀嚼が増えます。

続けやすい方法から取り入れてみてください。

まとめ:よく噛んで食べすぎを防ぐ習慣

ここまで、よく噛むことがダイエットに効く理由と続け方を見てきました。

最後に、大切なポイントを3つに整理します。

① 咀嚼は食べすぎを防ぐ。

よく噛むと満腹中枢が働くタイミングに間に合い、自然と量が減ります。

血糖値の急上昇もゆるやかになり、太りにくくなります。

② 目安はひと口30回・1食20分。

難しければ今より少し多く噛むことから始めましょう。

回数の達成より、ゆっくり食べる習慣づくりが大切です。

③ 仕組みで咀嚼を増やす。

噛みごたえのある食材を選び、箸を置き、ながら食べをやめる。

意志に頼らず続く工夫が、変化への近道になります。

食事量を我慢するより前に、まずはよく噛むことから始めてみましょう。

よく噛む習慣も含めて体質から変えたいなら、プロに任せよう

咀嚼の工夫だけでも変化は出ますが、「自分に合った食事量が分からない」「食習慣ごと見直したい」という方は、専門家のサポートを受けるのが近道です。

本当に成果を出すには、食事・運動・生活習慣をバランスよく整えることが欠かせません。

日本橋浜町にあるパーソナルジムLINKUS(リンクス)では、医療国家資格(柔道整復師)を持ち、累計10,000件以上の指導実績があるトレーナーが、お一人おひとりに合わせて筋トレと食事を設計します。

食べ方や噛み方まで含めて提案するので、無理なく続けられてリバウンドもしにくくなります。

完全個室のマンツーマン指導だから、人目を気にせず相談できるのも安心です。

運動が久しぶりの方や初心者の方も、基礎から丁寧にサポートしていきます。

よく噛む習慣も含めて、体質から変えていきたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

パーソナルジムLINKUSへのお問合せはこちら。

よく噛んで食べる女性

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