ストレス太りはなぜ起きる?原因と自律神経の整え方を解説

「食べる量は変わっていないのになぜか太っている」
「ストレスが溜まると暴食してしまう…」
そんなストレス太りに心当たりのある方は多いはずです。
ストレス太りは、意志が弱いからではなく、ホルモンと自律神経の働きによって起こります。
この記事では、柔道整復師の資格を持つプロのパーソナルトレーナーとして累計10,000件以上の指導をしてきた視点から、ストレス太りの原因と整え方を解説します。
ストレス太りはなぜ起きる?
ストレス太りには、体の中で起きるはっきりとした仕組みがあります。
まずは、ストレスがどのように体重に影響するのかを解説します。
コルチゾールが食欲と脂肪を増やす
強いストレスを受けると、コルチゾールというホルモンが多く分泌されます。
コルチゾールは食欲を高め、特にお腹まわりに脂肪をため込みやすくします。
ダイエットで無理をしてストレスを溜め込んでしまうと、食べている量以上に太りやすい体の状態が作られてしまうんです。
自律神経の乱れが代謝を下げる
ストレスは、体を活動と休息に切り替える自律神経のバランスを乱してしまいます。
自律神経が乱れると、血行や消化、代謝の働きが落ちてしまい身体の働きがスムーズに進みません。
その結果、エネルギーを消費しにくく脂肪をため込みやすい体になるので、ダイエットが思ったように進まなくなるんです。
ストレス太りのサインは?
自分がストレス太りの状態かどうかは、いくつかのサインで気づけます。
当てはまるものがないか、振り返ってみましょう。
甘いものや脂っこいものが無性に欲しくなる
ストレス時は、手軽に満足感が得られる甘いものや脂っこいものを欲しやすくなります。
これは脳が一時的な安心感を求めて起こる自然な反応なので、自分の意思ではどうにもできずに暴食が止まらなくなるんです。
このようにお腹が空いていないのに食べたくなるときは、ストレスが背景にあるサインです。
夜眠れない・疲れが取れない
ストレスがたまると、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりします。
睡眠不足は食欲を高めるホルモンを増やし、さらに食べすぎを招きます。
「疲れているのに眠れない」状態は、ストレス太りが進みやすい危険なサインです。
ストレス太りを防ぐ食事の工夫は?
ストレス太り対策では、我慢よりも上手な食べ方が大切です。
無理なく続けられる食事の工夫を紹介します。
欠食を避けて血糖を安定させる
食事を抜くと血糖値が乱れ、次の食事でのどか食いを招きます。
3食を規則正しくとり、血糖値の波をゆるやかに保ちましょう。
規則正しい食事が、ストレスによる食べすぎを防ぐ土台になります。
タンパク質と食物繊維で満足感を高める
タンパク質や食物繊維は、満腹感が長続きしやすい栄養素です。
肉や魚、野菜、海藻を意識してとると、間食への欲求が落ち着きます。
しっかり食べて満たすことが、結果的に余計な食べすぎを減らしてくれますよ。
自律神経を整える生活習慣は?
ストレス太りの根本対策は、自律神経を整えることです。
毎日の生活でできる工夫を取り入れていきましょう。
睡眠のリズムを整える
毎日できるだけ同じ時間に寝起きすることで自律神経が安定します。
寝る前のスマホを控えることで入眠がスムーズになるので、睡眠の質が高まります。
良質な睡眠は食欲ホルモンを整えてストレス太りを防ぐ最大の味方になってくれるので、寝る前の習慣を正しましょう。
軽い運動で気分をリセットする
ウォーキングなどの軽い運動は、ストレス発散と血行促進に役立ちます。
さらに体を動かすと気分が前向きになり、食べることでのストレス発散も減らしてくれます。
運動は脂肪を燃やすためにやる人が多いですが、心を整える効果もかなり大きいのです。
食べる以外のストレス解消法は?
ストレス太りを防ぐには、食べること以外でストレスを解消する手段を持つことが大切です。
ここでは、無理なく取り入れられる気分転換の方法を紹介します。
体を動かして気分を切り替える
ウォーキングや軽いストレッチは、気分を前向きにして食べたい衝動をやわらげてくれます。
外の空気を吸いながら歩くだけでも、頭が整理されて気持ちが落ち着きます。
「食べたくなったらまず動く」を習慣にすると、ストレス食いを減らせます。
呼吸や入浴でリラックスする
ゆっくりと深い呼吸をすると、自律神経が整いリラックス効果がえられます。
特にぬるめのお湯に15分ほど浸かる入浴もおすすめで、心身の緊張をほぐす効果があります。
近年では時間に追われている方が多いので、シャワーで手短に済ませようと考えるかもしれません。
しかし、痩せやすい体内環境を作るためにも入浴時間を確保しましょう。
自分が安らぐ時間を持つ
好きな音楽を聴く、湯気の立つお茶を飲むなど、自分なりの安らぐ時間を持ちましょう。
食べること以外に楽しみがあると、ストレスのはけ口が食事に集中しなくなります。
ストレスをためこまない工夫が、結果的に食べすぎの予防につながります。
完璧を目指さず自分を責めない
食べてしまった日があっても、自分を責めるとそれがまたストレスになります。
うまくいかない日があって当然と考え、翌日にまた整えれば十分です。
長く続けるには、完璧よりも「ゆるくても続ける」姿勢が大切です。
ストレス太りのよくある質問
ここでは、ストレス太りについて現場でよくいただく質問にお答えします。
毎日の参考にしてみてください。
Q. ストレスがあると本当に太りやすいのですか?
A. はい。コルチゾールの増加と自律神経の乱れで、食欲が増え脂肪をため込みやすくなります。
食べる量だけでなく、ストレスそのものへの対策も大切になります。
Q. ストレスで食べてしまう自分が嫌になります。
A. 自分を責める必要はありません。
これは体の自然な反応で、仕組みを知れば対策できます。
食事のリズムや睡眠を整えることから、少しずつ変えていきましょう。
Q. 運動する時間が取れません。
A. まとまった時間がなくても、こまめに歩くだけで十分にストレス対策になります。
一駅歩く、階段を使うなど、生活の中で体を動かす機会を増やしましょう。
ストレス太りのまとめ
ここまで、ストレス太りの原因と対策を見てきました。
最後に、大切なポイントを3つに整理します。
① ストレス太りは、意志の弱さが原因ではありません。
コルチゾールや自律神経の乱れによって食欲が増え、脂肪をため込みやすくなる体の自然な反応だからです。
仕組みを知れば、自分を責めずに落ち着いて対処できます。
② 食事と生活リズムを整えることが、いちばんの対策になります。
欠食を避けて3食をとり、タンパク質と食物繊維で満足感を高めましょう。
睡眠のリズムを整えて、軽い運動で気分をリセットすることも効果的です。
土台が安定すると、食べすぎそのものが起こりにくくなります。
③ 食べること以外のストレス解消法を持っておきましょう。
発散の手段が食事だけだと、ストレスがそのまま食べすぎにつながってしまうからです。
完璧を目指す必要はなく、うまくいかない日があっても翌日に整えれば十分です。
ストレス太りは、原因を知って対策すれば必ず変えていけます。
大切なのは、頑張りすぎて自分を追い込まないこと。
心と体の両方をいたわりながら、ゆるやかに整えていきましょう。
ストレス太りも含めて体質から変えたいなら、プロに任せよう
ストレス太りは原因が複雑で、自己流ではどこから手をつければよいか迷ってしまう方も少なくありません。
本当に成果を出すには、食事・運動・生活習慣をバランスよく整えることが欠かせません。
日本橋浜町にあるパーソナルジムLINKUS(リンクス)では、医療国家資格(柔道整復師)を持ち、累計10,000件以上の指導実績があるトレーナーが、お一人おひとりの身体の状態に合わせて筋トレと食事をマンツーマンで設計します。
生活リズムやストレスの背景まで見ながら整えていくため、リバウンドしにくいのが強みです。
完全個室なので人目を気にせず集中でき、運動が久しぶりの方や初心者の方にも安心してご利用いただけます。
ストレス太りも含めて、体質から変えていきたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
