体重は普通なのに太って見える隠れ肥満とは?体脂肪が多い原因と解消法を解説

隠れ肥満のスキニーファットで悩む女性

体重もBMIも標準なのに、お腹だけぽっこり、二の腕や脚はたるんで見える。

そんな方は隠れ肥満かもしれません。

隠れ肥満は「スキニーファット」とも呼ばれ、体重は普通でも体脂肪率が高い状態を指します。

この記事では、柔道整復師の資格を持つトレーナーとして累計10,000件以上の指導をしてきた現場の視点から、隠れ肥満の原因・見分け方・解消法をわかりやすく解説します。

目次

隠れ肥満(スキニーファット)とは何か?

まずは、隠れ肥満がどんな状態を指すのかを整理しておきましょう。

体重計の数字だけを見ていると気づきにくいのが、この体質の特徴です。

体重は普通なのに体脂肪率が高い状態

隠れ肥満とは、「BMIや体重は標準の範囲なのに体脂肪率が高くなっている状態」のことです。

体は脂肪が多く筋肉が少ないため、見た目は丸い印象になるので太って見えるんです。

体重という一つの数字だけでは、この状態を見抜くことはできません。

見た目に表れるサイン

お腹だけがぽっこり出る、二の腕や太ももがたるむ、といった変化は隠れ肥満のサインです。

服を着ているとわかりにくくても、薄着になると体型の崩れが気になるという方も多くいらっしゃいます。

「痩せているのに引き締まって見えない」と感じたら、体脂肪率を一度確認してみる価値があります。

なぜ隠れ肥満になるのか?主な原因は?

隠れ肥満を解消するには、まずなぜ脂肪が増えて筋肉が減ったのかを知ることが大切です。

現場でよく見られる原因を3つに分けて解説します。

極端な食事制限とタンパク質不足

食べる量を極端に減らすダイエットは、脂肪だけでなく筋肉まで一緒に減らしてしまいます。

特にタンパク質が不足すると、筋肉が落ちて体脂肪の割合が相対的に高くなります。

体重が落ちたからといって喜んでいる反面、実は筋肉が減って隠れ肥満に近づいているんです。

その多くがこうした無理な食事制限が原因です。

運動不足で筋肉が減っている

体を動かす機会が少ないと、使われない筋肉は少しずつ減っていきます。

筋肉が減ると基礎代謝も下がり、同じ食事でも脂肪がたまりやすくなります。

デスクワーク中心で運動習慣がない方は、体重が変わらないまま筋肉が減って体脂肪が増えていて、体脂肪率だけ上がっていることがあります。

加齢による基礎代謝の低下

筋肉量は何もしなければ年齢とともに自然に減っていきます。

その結果、基礎代謝が下がり、若い頃と同じ生活でも脂肪がつきやすくなります。

「昔と体重は同じなのに体型が変わった」という変化の背景には、この筋肉の減少があります。

隠れ肥満かどうかの見分け方は?

自分が隠れ肥満かどうかは、いくつかの目安で確認できます。

体重計の数字だけでなく、体脂肪率と体型の両方を見ていきましょう。

体脂肪率の目安をチェックする

一般的に体脂肪率は、「女性で30%以上、男性で25%以上」になると脂肪が多めとされています。

BMIや体重が標準なのに体脂肪率がこの目安を超えている場合は、隠れ肥満の可能性があります。

適正値は年齢や測定機器で変わるため、お使いの体組成計の判定基準も合わせて確認しましょう。

BMIだけで判断しない

BMIは身長と体重から計算する指標で、体脂肪と筋肉の割合までは反映されません。

つまり、筋肉量が極端に少なく体脂肪量が多い場合は体脂肪率が高いのに、BMIだけみると正常というケースも珍しくありません。

体型を正しく把握するにはBMIを目安にするのではなく、体脂肪率や筋肉量も合わせて見ることが大切です。

隠れ肥満を解消するにはどうすればいい?

隠れ肥満の解消で目指したいのは、筋肉を守りながら体脂肪を落とすことです。

体重を減らすことよりも、体の中身を入れ替えていく意識が大切になります。

タンパク質をしっかり確保する

筋肉を守るうえで欠かせないのが、毎食のタンパク質です。

肉や魚、卵、大豆製品などを、毎食手のひら一枚分を目安にとりましょう。

タンパク質を十分にとることで、ダイエット中でも筋肉量を保ちやすくなります。

筋トレで筋肉量を増やす

隠れ肥満の解消で最も効果的なのは、筋トレで筋肉量を増やすことです。

スクワットやお腹まわりの種目など、大きな筋肉を使う運動から始めるのがおすすめです。

筋肉が増えると基礎代謝が上がり、脂肪が燃えやすく引き締まった体に近づきます。

極端な食事制限をやめる

食べないダイエットは、隠れ肥満をかえって悪化させてしまいます。

必要なエネルギーと栄養をとりながら、運動と組み合わせて体脂肪を落としていきましょう。

食べるので遠回りに見えるかもしれませんが、しっかり食べて動くことがリバウンドしない一番の近道です。

睡眠と日常の活動量を整える

睡眠不足はホルモンの乱れを招き、筋肉が育ちにくく脂肪をためやすい体につながります。

こまめに歩く、階段を使うといった日常の活動量を増やすことも、体脂肪を減らす助けになります。

筋トレ・食事に加えて睡眠と生活習慣を整えることで、隠れ肥満から抜け出しやすくなります。

隠れ肥満を放置するとどんなリスクがある?

隠れ肥満は体重に表れにくいため、つい後回しにされがちです。

しかし放置すると、見た目だけでなく将来の健康にも影響することがあります。

体型のたるみが進みやすい

筋肉が少ないまま脂肪が増えていくと、体のラインはさらにたるんで見えやすくなります。

体重が変わらないからと油断していると、気づいたときには体型が大きく崩れていることもあります。

早めに筋肉を増やしておくことが、年齢を重ねても引き締まった体を保つ近道です。

代謝が下がり太りやすくなる

筋肉が少ない状態は基礎代謝が低く、エネルギーを消費しにくい体です。

そのままにしておくと同じ食事でも少しずつ脂肪がたまり、より太りやすくなっていきます。

内臓脂肪が増えると生活習慣病のリスクにもつながるため、体脂肪率は早めに整えておきたいところです。

隠れ肥満についてのよくある質問

ここでは、隠れ肥満について現場でよくいただく質問にお答えします。

体づくりの参考にしてみてください。

Q. 隠れ肥満は体重を減らせば解消しますか?

A. 体重を減らすだけでは解消しないことが多く、むしろ筋肉が減って悪化する場合もあります。

大切なのは体重の数字ではなく、筋肉を増やして体脂肪率を下げることです。

Q. 有酸素運動だけでも改善しますか?

A. 有酸素運動も役立ちますが、それだけでは筋肉が増えにくく、筋トレと組み合わせるのが効果的です。

筋トレで筋肉量を保ちながら、有酸素運動で脂肪を燃やすのが理想的な組み合わせです。

Q. どれくらいで体型は変わりますか?

A. 個人差はありますが、筋肉や体脂肪率の変化は数か月単位で少しずつ表れてきます。

体重ではなく見た目や体脂肪率を目安に、焦らず続けることが大切です。

隠れ肥満も含めて体質から変えたいなら、プロに任せよう

隠れ肥満は体重に表れにくいぶん、自己流ではどこから手をつければよいか迷ってしまう方も少なくありません。

本当に成果を出すには、食事・運動・生活習慣をバランスよく整えることが欠かせません。

日本橋浜町のパーソナルジムLINKUS(リンクス)では、医療国家資格(柔道整復師)を持ち、累計10,000件以上の指導実績があるトレーナーが、お一人おひとりの身体の状態に合わせて筋トレと食事をマンツーマンで設計します。

筋肉量や体脂肪率といった体の中身まで見ながら整えていくため、リバウンドしにくいのが強みです。

完全個室なので人目を気にせず集中でき、運動が久しぶりの方や初心者の方にも安心してご利用いただけます。

隠れ肥満も含めて、体質から変えていきたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

パーソナルジムLINKUSへのお問合せはこちら。

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