はちみつダイエットって本当に痩せる?効果的な食べ方や注意点について解説

スプーンに垂らしたはちみつ

ハチミツは砂糖みたいに甘いので食べたら太るというイメージを持っている方が多いですが、実は多くのダイエット効果があるんです。

ハチミツはもちろんそれだけで食べても効果は抜群なんですが「甘すぎて食べられない」「毎日食べると飽きてしまう」といった方も多く、ハチミツを食べられないで損をしている方が多いです。

実はハチミツと一緒に食べることで一気に食べやすくなり、さらにはダイエット効果を高めてくれる食べ方があるので、組み合わせることでダイエットがどんどん捗っていくはずです。

本記事では、はちみつのダイエット効果と、はちみつダイエットの効果的な食べ方について解説します。

本記事を最後まで見ていただけることでハチミツを上手にダイエットに取り入れることができるようになるので、ダイエットが劇的に進むはずです。

ぜひ最後まで見ていってください。

筆者が運営しているYouTubeでも詳しく解説しているので、動画でサクッと見たい方は下記からご覧ください。

目次

はちみつのダイエット効果について

はちみつには多くのダイエット効果がありますが、特におすすめできる効果が3つあるので解説します。

・食欲の安定
・腸内環境が整う
・睡眠の質が高まる

これらの効果はダイエットをスムーズに進めるためにも重要です。

それぞれ詳しく解説しますね。

食欲の安定

はちみつには食欲を安定させる効果があるので、食べ過ぎを抑えることにつながりダイエット効果が高まります。

食欲が出てくるときは血糖値が不安定になっているケースが多いんですが、はちみつにはその血糖値を安定させる効果があります。

はちみつに含まれている糖はフルクトースという糖が多く含まれていて、一般的な糖質源に多く含まれているブドウ糖よりも血糖値が上がりにくいんです。

なのではちみつを食べることで食後血糖値が緩やかに上がりその後緩やかに下っていくようになるので、血糖値が安定してそれが食欲の安定につながります。

逆に食後血糖値が急上昇してしまうと急いで下げようとするので、血糖値が下がりすぎる低血糖状態を起こしてしまい、脳がエネルギー不足を感じて食欲が暴走しやすいんです。

さらに血糖値を急上昇させてしまうと、血糖値を急いで下げようとしてインスリンの過剰分泌を起こしてしまいます。

インスリンは血糖値を正常に戻してくれる働きがある一方で、余った糖質を脂肪へ合成させる働きがあるので、血糖値の乱高下を起こすと脂肪蓄積にもつながるんです。

はちみつの糖は肝臓に蓄えられやすいので、いざというときにエネルギーになってくれて低血糖も予防してくれます。

つまり、はちみつの血糖値を安定させるという効果は、食欲の安定だけではなく脂肪蓄積を抑えることにもつながるので、ダイエットがどんどん捗るようになっていきます。

注意点
・ハチミツが血糖値を安定させるからといっても食べ過ぎれば糖分のとりすぎで太ることにもつながる
※1日で大さじ1杯を目安に取り入れましょう。

腸内環境が整う

はちみつには腸内の善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖グルコン酸が含まれているので、腸内細菌のバランスが整い腸内環境が整います。

ダイエットでは腸内環境を整えることはめちゃめちゃ重要で、腸内環境が整っているだけで痩せやすい状態が作れているので、脂肪が効率的に燃焼されていくんです。

腸内では栄養素の吸収や老廃物の排泄、ダイエットに関わるホルモン分泌も行っているので、腸内環境が整い腸の働きが活発になれば、一気に痩せやすい状態が作れるんです。

オリゴ糖は善玉菌のエサになってくれるので、腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やしてくれる効果があり、腸内環境を改善してくれます。

そして、グルコン酸にも腸内のビフィズス菌を増やしてくれる働きがあり、さらには腸を適度に刺激して活性化させてくれる効果もあるので、腸の働きがよくなり便秘解消効果も期待できるんです。

ダイエット中は食事制限により、腸の栄養素が不足してしまい便秘になるという方も多いです。

便秘になると老廃物が外に排泄されずに体内に溜まってしまい、その老廃物が腸の中で腐敗して悪玉菌の餌になるので腸内環境の悪化につながるんです。

はちみつに含まれるオリゴ糖とグルコン酸はその両方に腸内細菌を増やして便秘解消効果もあるので、腸内環境が劇的に整い痩せやすい状態が作れるんです。

同じくらい甘みのある砂糖は逆に腸内では悪玉菌を増やしてしまうので、甘みが欲しいときは砂糖の変わりにはちみつを使うようにしましょう。

睡眠の質が高まる

はちみつを寝る前に摂取することで睡眠の質を高めてくれるので、ダイエット効果が高まるんです。

なぜなら、夜間低血糖という睡眠の質を低下させる症状を防ぐことができるので、睡眠の質が改善されるんです。

夜間低血糖とは?
・寝ている間に血糖値が下がりすぎて、その血糖値を正常に戻すために交感神経が優位になってしまうこと
※興奮状態になるので睡眠の質が低下する

本来リラックスする時間である睡眠中に興奮系の神経が優位になることで、眠りが浅くなったり、寝汗をかいたり、夜中に目が覚めてしまうので、睡眠の質が悪くなってしまうんです。

睡眠中というのは痩せるために必要なホルモンがドバドバ出ていて、食欲を抑えるホルモン、脂肪燃焼ホルモンを分泌しているので、睡眠の質が悪くなるとホルモン分泌も低下して痩せにくい状態になるんです。

睡眠はまだまだ謎が多く解明されていないことが多いんですが、夜中に目が覚めてしまう、寝付きが悪いといった方は寝ている間の血糖値が不安定になっているケースも多いです。

そんなときは、寝る前にハチミツを摂取することで睡眠の質を高める可能性があります。

睡眠の質はダイエットにとって超重要なことで、睡眠時間をしっかり確保できるだけで肥満度が下がるという研究もあるので、はちみつの効果で睡眠の質を高めるようにしていきましょう。

ただはちみつだけをなめるというのも飽きてしまう、甘すぎるといったように、毎日継続できないという方も多いと思います。

はちみつはいろんな食材と合わせやすくて、合わせる食材によってはかなり食べやすくなりダイエット効果を倍増させるものもあるので、上手に取り入れていきましょう。

注意点
・はちみつは甘味料などが含まれていない、原材料がはちみつだけの純粋はちみつを使いましょう。
※砂糖や甘味料が多いものは、ダイエット効果が半減する。

そして次のパートでは、はちみつダイエットの効果的な食べ方について解説するので、ぜひ参考にしてください。

はちみつダイエットの効果的な食べ方

はちみつはそれだけで食べるのは甘すぎて無理という方が多いと思います。

そこではちみつと一緒に食べることで食べやすくなり、さらにはダイエット効果を高めてくれる効果的な食べ方があるのでご紹介します。

・シナモンと一緒に食べる
・バナナヨーグルトと一緒に食べる
・納豆と一緒に食べる

はちみつはいろいろな食材と合わせやすいんですが、その中でも味の相性が良くてダイエット効果を高めるような食材をピックアップしました。

それぞれ詳しく解説します。

シナモンと一緒に食べる

シナモンとハチミツを混ぜて食べることで、相乗効果により多くのダイエット効果を得ることができるんです。

シナモンには血管を拡張する効果があり血流の改善体温を高めてくれる効果があるので、代謝アップ効果を得ることができます。

食べたものをエネルギーにするときは血液の中を通って全身に運ばれていくので、血流が良くなればエネルギーの消費効率が高まります。

そして体温を高めることで代謝が上がるんですが、たった1℃体温が高まるだけで基礎代謝量が約12%も高まると言われているんです。

基礎代謝量はじっとしていても消費されていくカロリーなので、基礎代謝量を高めることができれば1日の消費カロリーが楽に稼げて痩せやすい状態を作れます。

さらにシナモンには抗酸化作用があるので、血液中の活性酸素を除去してくれてアンチエイジング効果もあります。

また、はちみつと同じように血糖値を抑える働きもあるので、はちみつとシナモンを一緒に食べると効果が倍増するんです。

ハチミツシナモンの作り方
① はちみつ大さじ1杯
② シナモン大さじ1/2杯

良くかき混ぜれば完成!

間食の小腹が空いたときや寝る前に一口食べるだけで効果が得られるので、ぜひ取り入れてみてください。

ちなみ、シナモンにはセイロンシナモンとカシアシナモンの2種類があり、カシアシナモンに多く含まれるクマリンを摂取しすぎると肝臓に負担がかかってしまうんです。

セイロンシナモンであればクマリンはほとんど含まれていないので、シナモンを選ぶときはセイロンシナモンを選びましょう。

バナナヨーグルトと一緒に食べる

バナナヨーグルトとはちみつは味の相性もよく、さらには多くのダイエット効果が得られるのでおすすめです。

ヨーグルトはタンパク質が豊富なギリシャヨーグルトがおすすめで、一般的なヨーグルトの2倍近いタンパク質が含まれているので、バナナヨーグルトとはちみつを一緒に食べることで栄養バランスが整います。

そしてバナナには腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖レジスタントスターチ、便をやわらかくするマグネシウムが含まれているので、腸の働きを活発にして便秘解消効果も期待できます。

さらにバナナには糖質が適度に含まれていて糖質の代謝に関わるビタミンB郡も含まれているので、食べた糖質を効率的にエネルギーとして消費できます。

ハチミツバナナヨーグルトの作り方
① ギリシャヨーグルト100g
② バナナ1/2本
③ はちみつ大さじ1杯

これで完成!

これでカロリーは220kcal程度、糖質が35g程度、タンパク質も11gもとることができます。

ちなみにヨーグルトは砂糖や甘味料が含まれているものもありますが、砂糖不使用のプレーン味のものを選ぶようにしましょう。

納豆と一緒に食べる

納豆とはちみつって合うのと思われたかもしれないですが、納豆の臭みがなくなり甘さが感じられて、めちゃめちゃ美味しくなりダイエット効果も高いのでおすすめです。

納豆は完全栄養食と言ってもいいくらい栄養素が豊富で、三大栄養素の脂質とタンパク質、血糖値の安定につながる食物繊維、代謝に関わるビタミン、ミネラルなど多くの栄養素がとれるんです。

そしてさらには納豆特有の成分である納豆菌が含まれていて、胃酸にも強く、生きたまま腸に届きやすいと言われています。

なので納豆菌は腸内で活発に善玉菌として活動してくれて、さらには善玉菌の餌としても活躍するので効率的に腸内環境を整えてくれます。

納豆は1パック食べても90kcalほどしか無いですが、その中でダイエットに必要な多くの栄養素が豊富にとれるので、ダイエットにおすすめの食材なんです。

その納豆にはちみつをかけることで納豆菌により腸内の善玉菌そのものを増やしていきます。

そして、はちみつのオリゴ糖やグルコン酸により善玉菌の餌を同時にとることができるので、相乗効果でみるみる腸内環境が整い痩せやすい状態を作れるんです。

はちみつ納豆の作り方
① 納豆1パック
② はちみつ小さじ1〜2杯

良くかき混ぜれば完成!

注意点
・納豆に付属のタレはカロリーがあり添加物も多いので、使わないようにしよう!
※腸内環境が乱れる原因にもなる

そして納豆菌が一番活性化する温度というのが大体40℃くらいと言われているので、食べる前に冷蔵庫から出して15分程度経ってから食べるようにしましょう。

はちみつ納豆は味の好みが分かれるかもしれないですが、意外と美味しいのでぜひ食べてみてください。

まとめ

以上が、はちみつのダイエット効果とはちみつダイエットの効果的な食べ方についてでした。

ダイエット中は甘いもの欲がでてくるときは必ずあります。

そういったときはお菓子やスイーツではなくはちみつを摂取することで、甘いもの欲がおさまるだけではなくダイエット効果まで得られるんです。

今回ご紹介した食材と一緒にはちみつを取り入れていただき、ダイエット効果を倍増させていきましょう。

そして最後にお伝えしたいことは、はちみつを正しく取り入れたとしても、それ以外の食事が整っていないとダイエット効果は得られないということです。

はちみつダイエットの効果的な食べ方を実践しても、それははちみつダイエットの効果を最大限活かす食べ方です。

それ以外の食事と合わせて全体の食事量でアンダーカロリーが作れていなければ、脂肪が燃えることは絶対にありません。

はちみつのダイエット効果というのは全体の食事が整っていて、初めてダイエットのサポートとして力を発揮します。

全体の食事バランスも整えて、はちみつダイエットを実践しましょう。

しかし、自分では食事のコントロールができないという方も多いと思います。

そんな方には、パーソナルジムに通ってみることをおすすめします。

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スプーンに垂らしたはちみつ

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