パーソナルトレーニングで姿勢改善は可能なのか?姿勢改善できる理由とメリットについてプロが徹底解説
「姿勢が悪いので改善する方法はないかな?」と、姿勢について悩んでいる方は多いと思います。
自己流の運動やストレッチをやっても一時的な回復にとどまり、完全に姿勢改善をするのは難しいです。
姿勢は長い年月をかけて形成されていくもので、悪い姿勢も体の癖が染み付いているので、簡単に直せるものではありません。
これに対処するには専門知識が必要で、特にパーソナルトレーニングがおすすめなんです。
本記事では、なぜパーソナルトレーニングが姿勢改善に有効なのか、その理由やメリットについて詳しく解説していきます。
パーソナルトレーニングで姿勢改善は可能?
パーソナルトレーニングは、姿勢改善を目指すうえで非常に効果的な方法です。
姿勢が悪くなる原因は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、運動不足などによる筋肉のアンバランスや硬直が主な要因です。
特に、胸や肩の筋肉が硬くなると、背中や肩甲骨周りの筋肉が弱くなり、猫背や前かがみの姿勢が定着してしまいます。
また、骨盤が前傾しやすい反り腰や、腰の筋肉が硬くなることで起こる腰痛も、筋肉の不均衡が原因である場合が多いです。
ただ硬いところをストレッチしたり動かしたりしても一時的な改善しかなく、根本的な改善にはつながりません。
パーソナルトレーニングでは、まず初めに個々の体の状態を評価して、筋肉のバランスや姿勢の崩れを分析します。
例えば、肩の高さが左右で異なっていたり、骨盤が前後に傾いている場合、その原因となっている筋肉に対してアプローチを行います。
これにより、固まっている筋肉を緩めながら、弱っている筋肉を同時に鍛えることができるので、効率的に姿勢を改善することができるんです。
また、姿勢改善のトレーニングは単に筋肉を鍛えるだけでなく、日常生活での姿勢の習慣を見直すことも含まれます。
日常生活での癖もトレーナーが予測して、改善するように意識づけすることで、日常でもいい姿勢を意識できるので改善することにつながるんです。
筆者が運営しているパーソナルジムLINKUS秋葉原店では、エリア唯一の姿勢改善✕パーソナルトレーニングをコンセプトにしているので、ダイエットだけではなく姿勢も整います。
知識を持ったトレーナーが「鍛える、整える」ということを同時に行うパーソナルトレーニングだからこそ、姿勢改善に有効な手段になるんです。
パーソナルトレーニングで姿勢改善ができる理由
ではより詳しくパーソナルトレーニングで姿勢改善ができる理由について解説していきます。
・姿勢が悪くなる原因にアプローチできる
・解剖学に詳しいトレーナーがみてくれる
・姿勢が悪い原因が筋肉である場合が多いから
上記の理由から、パーソナルトレーニングを受けることで姿勢改善ができるんです。
それぞれ詳しく解説します。
姿勢が悪くなる原因にアプローチできる
姿勢が悪くなる主な原因は、筋肉のアンバランスや、長時間同じ姿勢を続けることによる筋肉の硬直にあります。
現代の生活習慣では、特にデスクワークやスマートフォンの使用が増え、前かがみの姿勢が定着しやすくなっています。
これにより、胸や肩、首の筋肉が硬直し、反対に背中や肩甲骨周りの筋肉が弱まることで、姿勢が崩れてしまいます。
パーソナルトレーニングではこうした問題に対して、筋肉のアンバランスを整えるためのトレーニングを行えるんです。
具体的には、ストレッチポールなどを使って硬直した胸や肩の筋肉をストレッチします。
そして、弱っている背中や体幹の筋肉を強化するエクササイズを取り入れます。
これにより、体の前側と背面側の筋バランスが整うことで、自然と正しい姿勢を保てるようになっていきます。
例えば、デスクワーク中の座り方や、スマートフォンを見るときの姿勢など、普段の姿勢から特定の部位に負荷がかからないように良い姿勢が保てるんです。
こうしたアプローチにより、姿勢改善の効果を最大化することができます。
解剖学に詳しいトレーナーがみてくれる
パーソナルトレーニングの最大の強みは、解剖学に精通したトレーナーによる個別指導をしてもらえる点です。
解剖学とは、体の構造や筋肉、骨格についての知識を指し、これを理解しているトレーナーは姿勢改善に必要な正確なアプローチを提供できます。
例えば、肩甲骨の位置や骨盤の傾き、背骨のアライメントなど、姿勢に関連する体の各部位を詳細にチェックし、どの筋肉が弱く、どの筋肉が硬直しているのかを見極めます。
正しい骨や関節の位置がわからなければいい姿勢を作ることができないので、知識を持ったトレーナーがみることで姿勢改善が可能になるんです。
特に、肩こりや腰痛など、姿勢が悪化することで生じる体の不調に対しても、トレーナーは的確なエクササイズやストレッチを提案します。
これにより単に筋肉を鍛えるだけのパーソナルトレーニングではなく、姿勢が改善されることで体の不調を整えることもできるんです。
姿勢が悪くなる原因が筋肉である場合が多いから
姿勢が悪くなる原因の多くは、筋肉の使い方に問題があります。
悪い姿勢というのは骨の位置が正しい位置にない状態です。
筋肉が過緊張を起こしていることが原因であったり、逆に筋肉が弱っていて骨を支えることができていないことが原因で、骨の位置がズレているケースが多いです。
筋肉に過緊張を起こしている原因を解決して緩めることがができたり、弱っている筋肉を鍛えることで筋バランスが保てるので、それがいい姿勢につながっていきます。
筋肉のアンバランスが原因で姿勢が悪くなるケースが多いので、解剖学のプロであるトレーナーがみることで姿勢改善をすることができるんです。
パーソナルトレーニングにより良い姿勢の土台をつくることができるんですが、クライアントの協力がなければ姿勢改善の効果が半減するんです。
そこで次のパートでは、パーソナルトレーニングの姿勢改善を最大化するポイントについて詳しく解説していきます。
パーソナルトレーニングの姿勢改善を最大化するポイント
パーソナルトレーニングの姿勢改善を最大化するためには、パーソナル指導中だけ良い姿勢を意識するのではなく、日常での意識も重要です。
そのためにもクライアントの協力も必要なので、そのために意識をすることについて解説します。
・日常でも良い姿勢を意識する
・ストレッチを取り入れる
・同じ姿勢を続けない
上記の3つを意識することで、姿勢改善が効率的に進んでいきます。
それぞれ詳しく解説します。
日常でも良い姿勢を意識する
パーソナルトレーニングでの姿勢改善の効果を最大化するためには、日常生活においても良い姿勢を意識することが重要です。
トレーニング中にいくら姿勢を正しくしていても、日常生活で無意識に悪い姿勢を続けてしまうと、トレーニングの効果は半減してしまいます。
パーソナルトレーニングを週2回受けたとしても、1回1時間で合計2時間です。
1週間は168時間あるので、パーソナルトレーニングの2時間を除いた166時間で悪い姿勢が続けば、姿勢が改善されることはありません。
パーソナルトレーニングで意識をしたことを、その他の166時間で意識をすることで、体が良い姿勢を覚えるようになるので、姿勢改善の効果が最大化するんです。
デスクワークの方は座っているときの姿勢、立ち仕事の方は立っているときの姿勢など、普段から良い姿勢を意識するようにしていきましょう。
ストレッチを取り入れる
姿勢改善に向けてトレーニングを行う際、ストレッチの取り入れ方も大切なポイントです。
筋肉が硬くなってしまっている部分を柔軟にすることは、正しい姿勢を維持するために不可欠です。
特に多くの方は猫背になっていて背中が丸くなり胸の筋肉が固まっていたり、膝が曲がって太もも裏の筋肉が固まっていることが多いです。
なので、胸の筋肉をストレッチするようにストレッチポールを取り入れたり、太もも裏の筋肉をストレッチすることが大切です。
先ほども解説した通り、パーソナルトレーニングで姿勢改善をしていたとしても、それ以外の時間の方が圧倒的に長いです。
その時間帯でまたすぐに体は固まっていってしまうので、日常生活でしっかりストレッチをするのが大事なんです。
人の体は放置してしまうとすぐに固まります。
最初はなかなか柔らかくなっていく感覚はないですが、1ヶ月継続することで柔軟性が高まるのを感じるはずです。
パーソナルトレーニングの姿勢改善の効果を最大化するためにも、ストレッチを取り入れましょう。
同じ姿勢を続けない
現代社会では、デスクワークや長時間のスマートフォンの使用などで、同じ姿勢を長時間続けることが多く、これが姿勢を悪化させる主な原因の一つです。
同じ姿勢を長時間続けると特定の筋肉が過度に緊張し、他の筋肉が使われないので弱まってしまい、筋肉のバランスが崩れて姿勢が悪くなります。
特に現代人は「スマホ首」といって、スマホを見る時間が多く首に大きな負担がかかります。
首の筋肉が過緊張を起こし胸の筋肉が縮んで固まってしまい、背中の筋肉が緩むので全体のバランスが悪くなります。
パーソナルトレーニングでは筋肉のバランスを整えるためのトレーニングが行われますが、それと同時に日常生活で同じ姿勢を続けないようにする意識が重要です。
デスクワークをしていると気づいたら1時間、2時間と経っていることが多く、同じ姿勢を続けてしまいます。
できれば1時間に一回は立ち上がって軽くストレッチをしたり、トイレに行くようにして歩くだけでも体の緊張は緩みます。
なるべく同じ姿勢を続けないように意識しましょう。
そうやってパーソナルトレーニング以外でも日常生活でも姿勢改善を意識することで、効果はどんどん高まっていきます。
そして、姿勢が改善されることで今まで感じたことのなかった多くのメリットを感じるはずです。
そこで次のパートでは、姿勢改善をするメリットについて解説します。
姿勢を改善するメリット
姿勢を改善することで体は健康的になり多くのメリットが得られます。
・肩こりや腰痛が改善される
・見た目が劇的に変わる
・トレーニング効果が高まる
上記のように見た目や体の不調が改善されるので、姿勢改善にはメリットがあるんです。
それぞれ詳しく解説します。
肩こりや腰痛が改善される
悪い姿勢が原因で引き起こされる症状の中でも、肩こりや腰痛は特に多くの人が抱える問題です。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、肩や首の筋肉が緊張して、血流が悪くなることで肩こりが引き起こされます。
また、背中が丸まった姿勢や骨盤が前傾した反り腰の状態では、腰に過度な負担がかかり腰痛を招きます。
こういった症状はパーソナルトレーニングによって姿勢改善をすることで、劇的に改善されることが期待できます。
なぜなら正しい姿勢を保つことで筋肉がバランスよく働き、特定の部位にかかる負荷が軽減されるからです。
肩こりや腰痛の原因となる筋肉の緊張が解消されるだけでなく、血流が改善されるため慢性的な痛みが和らぎます。
見た目が劇的に変わる
姿勢が良くなることで見た目が大きく変わるというのも、姿勢改善の大きなメリットの一つです。
猫背や反り腰など悪い姿勢は体全体を不健康に見せるだけでなく、実際よりも太って見えたり疲れている印象を与えてしまいます。
実際に全く同じ体重で同じ年齢だったとしても、姿勢が悪いと言うだけで太って見えたり老けて見えることもあるんです。
逆に、正しい姿勢を保つことで自然と体が引き締まり、立ち姿や歩き方も美しく見えます。
イメージしてほしいんですが、実年齢よりも若く見える女優さんやモデルさんは、必ず姿勢が良いのではないでしょうか。
姿勢が悪いけど若々しく見えるというケースはまずないので、それだけ姿勢が見た目に与える影響は大きいんです。
トレーニング効果が高まる
姿勢改善は、トレーニングの効果を高めるためにも非常に重要です。
悪い姿勢でトレーニングを行うと鍛えたい部位に負荷が乗らずに、本来使わなくて良い筋肉に負荷がかかってしまうので、思ったようなトレーニング効果が得られません。
これによりトレーニングの効果が半減するだけではなく、怪我のリスクも高まるんです。
例えば、スクワットなどの高重量を扱う種目で、背筋が伸びて正しいフォームでできていれば目的の筋肉が鍛えられて怪我のリスクも少ないです。
しかし、背中が丸くなってしまえば腰に大きな負荷がかかり、腰を痛めることにつながるんです。
正しい姿勢を保ちながらトレーニングを行うことで各部位の筋肉がバランスよく使われ、効率的に筋力アップや体脂肪の燃焼が期待できるようになります。
パーソナルトレーニングではトレーナーが常にフォームをチェックしてくれるため、姿勢の乱れを防ぐことができます。
特にパーソナルトレーニングではダンベルやバーベルを使った不安定な動作を行うことが多く、良い姿勢でトレーニングをすることが難しいです。
そこでしっかりトレーナーが姿勢をチェックしてくれているので、正しいトレーニングができて効果も高まります。
姿勢が改善されるだけで多くのメリットがあるので、ぜひパーソナルトレーニングで姿勢改善をしてみましょう。
まとめ
パーソナルトレーニングは、姿勢改善に非常に効果的な手段です。
正しい姿勢を保つことで、肩こりや腰痛の改善、見た目の変化、さらにはトレーニング効果の向上が期待できます。
プロのトレーナーによる個別指導のもと、自分に合ったトレーニング方法で姿勢改善して、健康で美しい体を手に入れましょう。
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