味噌汁ダイエットは痩せる?効果を高める飲み方についても解説!
ダイエット成功の鍵は9割が食事と言われているんですが、食習慣が変えられない、正しい食事がそもそもわからないという方は多いと思います。
そんな方におすすめなのが、普段の食事でお味噌汁を取り入れることです。
食事の内容を改善するというのは簡単なことではないんですが、今までの食事にまずお味噌汁を追加するというのは誰でもできることだと思います。
実は味噌汁には多くのダイエット効果があり、毎日の食事に取り入れることで簡単に痩せ体質を作ることができます。
さらに、味噌汁と一緒に食べることで効果を高める食材もあるので、本記事でご紹介します。
私も減量中に限らず毎日必ず1日1杯はお味噌汁を飲むようにしています。
ぜひダイエットを効率的に勧めたいという方は、本記事を参考にしてみてください。
本記事では、味噌汁ダイエットの効果と味噌汁ダイエットの効果を高める飲み方について解説していきます。
食習慣をなかなか変えられないという方は、ぜひ味噌汁を取り入れてダイエット効果を高めていきましょう。
筆者が運営しているYouTubeでも詳しく解説しているので、動画でサクッと見たい方は下記からご覧ください。
味噌汁ダイエットの効果について
味噌汁はほとんどの方が日常的に飲んでいると思いますが、その驚くべきダイエット効果を知らないという方は多いと思います。
・腸内環境の改善
・食べ過ぎを抑える効果
味噌汁は栄養素が豊富で多くの効果が期待できるんですが、特にこの2つがダイエットにおすすめできるポイントです。
それぞれ詳しく解説します。
腸内環境の改善
ダイエットにとって腸内環境を整えることは重要なポイントです。
味噌汁を取り入れることで、味噌に含まれる発酵食品ならではの乳酸菌や酵素がたっぷり摂取できます。
乳酸菌などは腸内で直接善玉菌として働いてくれるので、腸内フローラが改善して腸内環境が劇的に整うんです。
腸内環境が整うことで
・便秘の解消
・エネルギー消費効率アップ
・痩せホルモンの分泌促進など
痩せやすい状態が作れる!
食べないダイエットや偏って食事をしているダイエットをしている方は、腸内環境を整える栄養素が不足しているせいで腸の働きが低下しています。
そのせいで、便秘、下痢、栄養素の吸収効率低下など、体全体の代謝が低下して太りやすい体質になってしまいます。
どんなに摂取カロリーを減らしてもそれ以上に太りやすい状態になってしまえば脂肪が燃えることはないので、腸内環境を整えて体内の状態を正常に保つことはダイエットでは重要なんです。
そこで味噌汁を一日1杯取り入れることで腸内環境が整い、痩せるための土台を作ることができるのでダイエット効果があるんです。
食べ過ぎを抑える効果
ダイエットで食事制限をしていると食事の満足感が低下してしまい、結果的に間食などで食べすぎてしまうという方も多いと思います。
そこで味噌汁を取り入れることで水分をしっかり取ることができるので、胃の中の容積を圧迫してくれて満腹感が得られるんです。
これにより自然と食べ過ぎが減るので総摂取カロリーが抑えられて、消費カロリーよりも摂取カロリーが低いアンダーカロリーが作れるので、あとは勝手に痩せていくようになるんです。
胃の中の容積はある程度決まっているので、カロリーの高いもので一杯にしてしまえば当然総摂取カロリーは増えてしまいます。
しかし、水分をたっぷり含んだお味噌汁を多めに飲むことで、100kcalもしないで胃袋を満たしてくれるので低カロリーで食事の満足感が高まるんです。
さらにお味噌汁に海藻類やきのこ類、お豆腐などの具材を入れているという方も多いですが、海藻類やきのこ類はカロリーがほぼないので低カロリーで食事のかさを増やすことができます。
また海藻類・きのこ類は食物繊維も豊富なので血糖値の安定につながり、食欲が落ち着くので食べ過ぎることも減ってくるはずです。
そして豆腐などのタンパク質源にも食欲を抑える効果があります。
具材たっぷりの味噌汁を飲むと
・水分による胃袋の満足感アップ
・低カロリーで食欲抑制効果を得ることができる
これにより食べ過ぎが減って自然とダイエット効果が高まる。
味噌汁を一日1杯飲むことで自然と身体を痩せやすい状態に変えてくれるので、どんどんダイエットが捗るようになるんです。
この味噌汁だけで飲んでも十分にダイエット効果はありますが、さらにダイエット効果を高める飲み方があるので次のパートでご紹介します。
手間もかからずにダイエット効果が高まるので、ぜひ最後まで見て実践してみてください。
味噌汁ダイエットの効果を高める飲み方
味噌汁はそのまま飲んでも効果はありますが、どうせだったら効果を最大限高めて飲んだほうが良いと思います。
ただちょっと一工夫するだけで効果が倍増していくので、ぜひ参考にしてみてください。
・一味唐辛子をかける
・きな粉をかける
・ヒハツをかける
・シナモンをかける
・おからパウダーをかける
これらの5つは全て粉末状の食材で、普段のお味噌汁に一振するだけで効果を高めることができるのでおすすめです。
それぞれ詳しく解説します。
一味唐辛子をかける
一味唐辛子は代謝を促進して脂肪燃焼を助ける働きがあるのでおすすめです。
一味唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれていて、脂肪を分解する酵素であるリパーゼを活性化させてくれるので脂肪の分解が促進して脂肪燃焼が効率的になります。
さらに唾液の分泌が促進されて消化を助けてくれたり、アドレナリンが分泌されて代謝をアップさせる効果があったり、お味噌汁に一振りするだけでダイエット効果があるんです。
アドレナリンはエネルギーの代謝を促進する効果があるので、糖質や脂質といったエネルギーを効率的に消費することができて痩せることにつながります。
また、一味唐辛子には血行を促進する効果があるので、血流の循環がよくなりエネルギーが全身へスムーズに行き渡るようになっていきます。
脂肪を燃焼するときも食べたものをエネルギーにするときも必ず血液を通って全身に送られるので、血流の循環が良くなることで脂肪燃焼もエネルギーの消費効率も高まるんです。
一味唐辛子は一振り二振りでも効果は得られるので、お味噌汁を飲む前にさっとかけるだけでダイエット効果が倍増します。
注意点はかけすぎないようにすることです。
辛いのが得意な方は二振りどころか大量にかけてダイエット効果を高めようとするんですが、かけすぎは逆に交感神経を高めすぎてしまい自律神経の乱れにつながります。
1杯のお味噌汁に対して、2振りまでを目安にかけるようにしましょう。
きな粉をかける
味噌ときな粉って合うのか心配された方も多いと思います。
しかし、味噌は原材料に大豆が含まれていて、きな粉も同じ大豆からできているので相性は抜群なんです。
大豆は畑のお肉と言われているくらいタンパク質が豊富で、食事からでは不足しやすいタンパク質がしっかりとれるんです。
タンパク質は食欲を安定させたり代謝を高めるためにも必要な栄養素なんですが、ダイエット中は特に不足しがちな栄養素でタンパク質不足から食欲が暴走しているという方も多いです。
そこで、味噌汁にきな粉を混ぜることでタンパク質を摂取できるようになるので、不足した分を補うことができるんです。
そしてきな粉には大豆イソフラボンが含まれており、女性ホルモンと似た働きをしてくれるのでホルモンバランスを整えることができます。
特に女性はホルモンバランスの乱れからむくみや体重増加につながるので、バランスを整えてくれるきな粉入りお味噌汁がおすすめなんです。
さらにきな粉にはオリゴ糖や食物繊維も豊富に含まれていて、腸内環境の改善、血糖値の安定、食欲の安定につながりどんどん身体を痩せやすい状態に変えてくれます。
味噌汁ときな粉の分量
①味噌汁一杯
②きな粉大さじ1〜2杯
これでしっかりかき混ぜれば完成!
これで十分なダイエット効果が得ることができて、コクが増して美味しく飲めると思います。
注意点
・きな粉は砂糖が入っていない原材料が大豆だけのものを使う
砂糖入りだとカロリーが高いし腸内環境を悪化させることにもつながる
きな粉お味噌汁を取り入れるときは、きな粉の原材料を必ず見るようにしてください。
ヒハツをかける
ヒハツというのは馴染がない方も多いかもしれないですが、東南アジア原産のスパイスで「ロングペッパー」とも呼ばれています。
胡椒のようなピリッとした辛味が特徴で、お味噌汁にも合うのでおすすめの粉末です。
ヒハツには辛味成分であるピペリンが豊富に含まれていて、血管を拡張させる酵素を産生してくれるので血行が促進されて体温アップにつながります。
体温が高まることで基礎代謝が高まるので、1日の消費カロリーが自然と高まり脂肪が燃焼しやすくなります。
ダイエットで食事制限をすることで内臓の働きが低下してしまい、体温低下から基礎代謝量の低下につながるケースが多いです。
そのせいで消費カロリーが減ってしまい、脂肪が燃えにくくなるということも多いです。
実は体温はたった1℃下がることで基礎代謝量が12%低下するとも言われているので、ヒハツで体温を高めることは逆に基礎代謝量を高めることにつながるんです。
そしてヒハツは長寿の薬草とも言われていて強い抗炎症作用があるので、アンチエイジングや免疫力の向上にもつながります。
特に腸内の炎症を抑えることで必要なものだけを吸収するバリア機能が強くなるので、代謝のアップにもつながります。
注意点
・ヒハツは辛味成分が強いのでかけすぎると逆に胃腸が荒れてしまう
目安は1日1gまでにしましょう。
お味噌汁にいれる場合は1杯につき2振りくらいで十分なので、一度試してかける量を調整しましょう。
シナモンをかける
シナモンとお味噌汁は意外と味の相性も良く、ネットで「シナモン お味噌汁」と検索するとたくさんおすすめがでてくるレシピです。
シナモンパウダーには血流の改善や体温を高めてくれる効果があり代謝アップが期待できて、さらには糖の吸収を遅らせる作用があるので血糖値を安定させる効果もあるんです。
お味噌汁は食前に飲むことをおすすめすることが多いです。
そのタイミングでシナモンを摂取することで食べたものをゆっくり吸収するようになるので、血糖値の安定だけではなく腹持ちのよさにもつながり食欲が驚くほど安定するんです。
ダイエット中で血糖値を乱高下させてしまうと、脂肪合成ホルモンのインスリンが過剰分泌してしまいます。
そのせいで脂肪が増えやすくなったり、低血糖状態を作り食欲の暴走にもつながります。
血糖値を安定させることで食欲が落ち着き、エネルギーを消費しながら食べたものを吸収できるようになるので、脂肪蓄積を抑えることにもつながるんです。
さらにシナモンには強力な抗酸化作用があり体内の活性酸素を除去してアンチエイジング効果があり、抗炎症作用があるので身体が若々しく健康的になっていきます。
味噌汁とシナモンパウダーの分量
①味噌汁一杯
②シナモンパウダー小さじ1杯
これをしっかりかき混ぜれば完成!
注意点はシナモンにはカシアとセイロンの2種類あり、セイロンシナモンを選ぶようにしましょう。
カシアシナモンは継続的に摂取すると肝臓に負担をかけてしまうので、セイロンシナモンを取り入れるようにしてみてください。
おからパウダーをかける
おからは大豆から豆腐を作る際にできる副産物なんですが、非常に栄養価が高いのが特徴です。
特に多くの方が不足している食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は1日21g以上を摂取してほしいんですが、多くの方は15g程度しか取れていないと言われています。
おからパウダー大さじ1杯6gあたり食物繊維量は約3g程度含まれていて、大さじ2杯摂取することで不足分の食物繊維を取ることができるんです。
おからパウダーには不溶性食物繊維が豊富なので、便のかさを増して腸の蠕動運動を活発にしてくれます。
その結果、便通が改善して便秘の予防、解消につながります。
便秘を解消してしっかり排便できるようになると、腸の中がキレイになって栄養素の吸収効率も高まり代謝アップも期待できます。
そしておからパウダーは水分を含むと膨らむ性質があるので、お味噌汁と一緒に摂取することで少量でも満足感が高まり食欲が驚くほど落ち着きます。
そして豆腐を作る際にできる粉末なので、大豆イソフラボンが豊富です。
大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと同じような働きがあるので、細胞レベルで脂肪燃焼を促進してくれるんです。
おからパウダーを活用することで便秘の解消や代謝アップ、脂肪燃焼効果まで狙えるので、味噌汁にいれるのがおすすめなんです。
味噌汁とおからパウダーの分量
①味噌汁1杯
②おからパウダー大さじ1/2〜1杯
水分量が多いほうがおからパウダーは溶けやすいので、200cc以上で作りましょう!
だまになりやすいのでしっかりかき混ぜてから食べるようにしてください。
まとめ
以上が、味噌汁ダイエットの効果と効果を高める飲み方5選でした。
本記事でご紹介した味噌汁ダイエットの効果を高める食べ方を実践することで、食欲が落ち着き身体がどんどん痩せやすい状態に変わっていきます。
お味噌汁を一工夫するだけでダイエット効果が高まるので、ぜひ実践してみてください。
そして最後にお伝えしたいことは、味噌汁のダイエット効果を高めて痩せやすい状態になったとしても、食事の改善ができていないと痩せることはないということです。
味噌汁ダイエットを正しく実践しながら、普段の食事を改善して栄養バランスを整えていきましょう。
しかし、自分では食事改善が難しいという方も多いと思います。
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