レモン水ダイエットは本当に痩せる?効果的な飲み方と注意点を解説
レモン水はレモン果汁を水に入れるだけのシンプルな飲み物で、美肌や免疫力アップなどダイエット効果だけではなく健康効果も期待できます。
そんなレモン水ですが「酸味が強すぎて飲めない」「毎日飲むのはきつい」といった声も聞くので、混ぜることで飲みやすくなりさらにはダイエット効果を高める食材があるのでご紹介します。
体内の水分が潤った状態を作ることはダイエットでも重要なのでただの水だとそんなに量が飲めないという方は、本記事を参考にレモン水を取り入れてみてください。
本記事ではレモン水ダイエットの効果と、効果的な飲み方について解説していきます。
最後まで見ていただくことで、レモン水を美味しく飲める上にダイエット効果まで倍増させることができるので、しっかりと痩せていきます。
ぜひ最後まで見ていってください。
筆者が運営しているYouTubeでも詳しく解説しているので、動画でサクッと見たい方は下記からご覧ください。
レモン水ダイエットの効果について
レモン水を飲むことでダイエット効果が得られるんですが、その効果を知らずに飲んでいるという方も多いと思います。
・代謝アップ効果
・脂肪蓄積を抑える効果
レモン水ダイエットにはこの2つの効果が期待できるので、正しく取り入れることでダイエットの強力なサポートになるんです。
それぞれについて詳しく解説していきます。
代謝アップ効果
レモンに含まれているクエン酸には、糖質と脂質を効率的にエネルギーにする作用があるので代謝アップにつながります。
糖質と脂質は体にとって重要なエネルギー源になるんですが、ただ食べるだけではエネルギーなりません。
火を起こすときも材料となる木材だけではなく、マッチや風、酸素などの材料が必要となります。
同じように糖質をエネルギーとして燃やしていくためには、エネルギーに変換する栄養素が必要になります。
その材料の一つがクエン酸なんです。
エネルギーとして使えなければ余った糖質や脂質はそのまま脂肪細胞へ変換されて、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられてしまいます。
そこでレモン水から糖質や脂質を効率的にエネルギーにするクエン酸をとることで、食べたものを吸収して消費するというサイクルがスムーズにいき代謝がアップするということです。
そして、クエン酸には腸の動きを活発にするという効果もあるため、腸の働きである栄養素を吸収と老廃物の排泄がスムーズになるので代謝が高まるんです。
さらにレモンに含まれる水溶性食物繊維のペクチンは、腸内で善玉菌の餌になり善玉菌を増やして悪玉菌を減らす効果があります。
腸内細菌のバランスが良くなれば腸内環境が改善されていくので、代謝が良くなりダイエット効果が高まるんです。
脂肪蓄積を抑える効果
レモンにはエリオシトリン、ヘスペリジン、ルチンといったポリフェノールの一種が含まれていて、脂肪蓄積を抑える効果があるんです。
そしてポリフェノールにはビタミンCよりも強い抗酸化作用があり、血液中の活性酸素を除去してくれて血流の改善や中性脂肪の値を下げる効果があります。
中性脂肪は脂肪細胞へ蓄えられる前の状態で、血液内に溜まっていてエネルギーとして使われなければ脂肪細胞へ蓄えられてしまいます。
それが皮下脂肪へ蓄えられてしまうので、体脂肪が増えてしまうんです。
つまり、レモンの抗酸化作用により中性脂肪の値を下げることができれば脂肪蓄積を抑えることにつながるので、ダイエット効果があるということです。
また、ポリフェノールやクエン酸には血糖値の上昇を抑えるという効果が期待できるので、これも脂肪蓄積を抑えることにつながります。
血糖値の乱高下を起こすと脂肪を合成するホルモンであるインスリンが多く分泌されるので、食べたものが脂肪に変わりやすいです。
レモンの効果で血糖値の上昇を抑えることができればインスリンの過剰分泌も抑えられるので、脂肪蓄積を抑えることが出来るんです。
22名と小規模の実験では
①食前にレモン果汁とお米を食べたグループ
②お米だけを食べたグループ
→①のグループの方が血糖値の上昇を抑えることができたという報告がある
血糖値の安定はダイエットを成功させるためには重要なことなので、レモンによる血糖値の上昇を抑える効果には高いダイエット効果があるということです。
レモン果汁を選ぶときの注意点
・砂糖や甘味料が含まれていないレモン果汁100%のものを選ぶこと
余計な栄養成分が含まれているとカロリーの過剰摂取につながるので、レモンからの効果を最大限活かすためにレモン果汁100%のものがおすすめです。
このレモンをただ水に混ぜるだけでも効果は得られるんですが、できるならジュース感覚で美味しく飲みたいと感じる方も多いと思います。
そこで次のパートでは、レモン水ダイエットの効果的な飲み方について解説します。
レモン水ダイエットの効果的な飲み方
レモン水ダイエットの効果的な飲み方は、レモン水にその他の食材を付け足すことです。
付け足す食材はなんでもいいわけではなく、その中でもダイエット効果が期待できるものを選びましょう。
おすすめは下記の5つです。
・ハチミツを入れて飲む
・緑茶に入れて飲む
・生姜を入れて飲む
・炭酸水に入れて飲む
・コーヒーに入れて飲む
この5つは美味しく飲める上にダイエット効果まで倍増させてくれるので、ぜひ取り入れてみてください。
それぞれについて詳しく解説します。
ハチミツを入れて飲む
レモンとハチミツは味の相性もよく、ダイエット効果が高まるのでおすすめの組み合わせです。
ハチミツに含まれている糖質は体内に蓄積しやすい果糖と、すぐにエネルギーとして消費できるブドウ糖がバランス良く含まれています。
すぐに消費できるので血糖値が上がりにくく安定させるという効果があるので、食欲の安定や脂肪蓄積につながりレモンと混ぜることでダイエット効果が高まるんです。
そしてハチミツには善玉菌の餌となるオリゴ糖やグルコン酸が含まれていて、腸内環境がみるみる整ってきます。
さらに、グルコン酸には腸を適度に刺激して活性化させてくれる効果があるので、腸の働きが良くなり便秘解消効果が得られます。
オリゴ糖の善玉菌を増やす効果とグルコン酸のデトックス効果により腸内環境が劇的に良くなるので、エネルギーの吸収消費効率が高まり痩せやすい状態にしてくれるんです。
ハチミツレモン水の作り方
①水200ml
②レモン果汁を小さじ1〜2杯入れる
③ハチミツ大さじ1杯入れる
しっかりかき混ぜれば完成!
ハチミツが少し溶けにくいですが、レモンの酸味とハチミツの自然な甘さが合うので美味しく飲めると思います。
ハチミツを使うときの注意点
・国産の純粋ハチミツを使うようにする
外国産だと純粋はちみつと言っておきながら甘味料などでかさ増ししてあるハチミツがあるので、国産で原材料がハチミツだけのものを買うようにしましょう。
緑茶に入れて飲む
レモンと緑茶の組み合わせは実際の商品として売られているくらい相性が良く、ダイエット効果も倍増するのでおすすめです。
緑茶に含まれるカテキンには体脂肪を減らす効果があると科学的にも証明されていて、脂肪やコレステロールの吸収を抑える効果があるので体脂肪の蓄積を抑えることができるんです。
さらに糖質の消化吸収を緩やかにしてくれる効果があり血糖値の上昇を抑える働きがあるので、食前に飲むことでその後の食欲の安定や脂肪蓄積を抑えることにもつながります。
そしてカテキンには強い抗酸化作用があり体の酸化を防いで血流の改善につながり、代謝アップ効果、アンチエイジング効果も得ることができます。
また緑茶にはカフェインも含まれていて、脂肪分解を促進して脂肪燃焼を活発にする効果もあるので、普段の飲み物として取り入れることでダイエットが捗るんです。
緑茶にはその他にもカリウムが含まれていて体内の余分な水分を外に排泄する作用もあるので、むくみ解消できてデトックス効果もあるんです。
レモン緑茶の作り方
①緑茶500ml
②レモン果汁大さじ1杯
③ハチミツ大さじ1杯
しっかりかき混ぜれば完成!
このレモン緑茶を食前を軸にして、1日とおして飲み切るようにしましょう。
緑茶を飲む時の注意点
・カフェインが含まれているため、1日の飲む量は500mlまでにする
飲み過ぎはカフェインのとりすぎになるので、ペットボトル1本分を目安に飲むようにしましょう。
生姜を入れて飲む
生姜とレモンはあまりイメージがつかないかもしれないですが、生姜レモンと検索すると多くの方が飲んでいる飲み物なんです。
生姜にはジンゲロールという辛味成分が含まれていて血管拡張作用があり血流が良くなるので、全身にエネルギーがスムーズに行き渡り代謝が高まります。
このジンゲロールは乾燥や加熱をすることでショウガオールという成分に変わり、体を内側から温めてくれるので血行が良くなり温活効果も期待できます。
体温が低いと代謝が低く痩せにくくなるんですが、生姜パウダーによる温活効果で体温が1℃上がれば基礎代謝量が15%高まるとも言われているので痩せやすくなるんです。
なので、生の生姜をすりおろして使うのもいいんですが、乾燥させている生姜パウダーを使うようにしてください。
乾燥させていて粉末状になっているので生の生姜100gよりも、生姜パウダー100gのほうがショウガオールの量が増えます。
そして、すりおろす手間もないので簡単に取り入れることができます。
さらに生の生姜10gを飲み物に入れるのは大変ですが、生姜パウダーであれば10分の1の量である1gで同じ効果が得られます。
このショウガオールの効果によって血流が良くなることで胃腸の働きも活発になるので、食べたものが効率的にエネルギーに変換されるようになりどんどん代謝が良くなります。
さらに生姜にはカリウムも豊富に含まれているので、体内の余分な水分を外に排泄してくれてむくみ解消効果も得られます。
ちなみにショウガオールには抗酸化作用もあるといわれているので、ダイエット効果だけではなくアンチエイジング効果も期待できるんです。
レモンと生姜のデトックス効果により体の毒素をどんどん流してくれて、腸内もきれいな状態に保てます。
ちなみにチューブの生姜は添加物が入っているものが多いので、原材料が生姜だけの生姜パウダーを取り入れましょう。
生姜レモンの取り入れ方
①白湯250ml
②レモン果汁大さじ1/2杯
③生姜パウダー小さじ1杯
④ハチミツ小さじ1杯
これでかき混ぜれば完成!
水でもいいんですが、ホットにしたほうがハチミツや生姜パウダーが溶けやすくなるのでおすすめです。
生姜の注意点
・過剰摂取は消化不良や吐き気などの不調が出る場合があるので、1日小さじ1杯までにする
炭酸水に入れて飲む
レモン炭酸水は実際に販売されていて飲んだことがあるという方も多いと思います。
炭酸水はカロリーがゼロなんですが炭酸ガスにより満腹感が出てくるので、食欲抑制効果があるんです。
炭酸水の効果的な飲み方
・食前15~30分前に炭酸水300mlを一気に飲むこと
→胃の中がガスで膨れた状態で食事をするので、食べ過ぎが抑えられる
そして炭酸水の効果を高めるためには温度も重要で、食欲抑制効果をさらに高めたいという方は常温で飲むことをおすすめします。
冷たい炭酸水の方がすっきりして好きという方も多いと思うんですが、炭酸ガスによる刺激と冷たいという刺激により胃が過度に刺激されてしまいます。
そうなると胃が食事を受け入れる準備を始めてしまうので、食欲が活発になり逆効果になるんです。
なので、炭酸水の効果を最大限高めるには常温がおすすめなんです。
また、炭酸ガスによって胃や腸が刺激されると、腸の蠕動運動が活発になり便秘解消効果が得られます。
便秘を解消して腸内をすっきりきれいな状態に保てると、エネルギーの消費効率が高まり代謝アップにつながります。
さらに腸内から出ている痩せホルモンの分泌も促進されるので、脂肪燃焼も効率的になります。
便秘気味の方を対象に2週間炭酸水を飲んでもらった実験
・排便の回数が増えて便秘の症状も58%減少したというデータがある
ダイエット中は栄養不足によって便秘になるという方も多いので、炭酸水を飲んで便秘を解消することで一気に痩せやすい状態を作ることができるんです。
レモン炭酸水の作り方
①炭酸水250ml
②レモン果汁大さじ1/2杯
③ハチミツ小さじ1杯
これで完成!
ハチミツを入れることで甘みがあり美味しく飲めると思います。
ハチミツは溶けにくいので、最初に少量の炭酸水にハチミツを入れてしっかりかき混ぜてから、残りの炭酸水を入れるようにしてください。
コーヒーに入れて飲む
コーヒーにレモンを混ぜるレモンコーヒーは日本ではあまり馴染みがなく、飲んだことがないという方も多いと思います。
しかし国によってはメジャーな組み合わせになっていて、ダイエット効果も期待できるおすすめの組み合わせなんです。
人によっては苦手な味になるかもしれませんが、コーヒーの苦味とレモンの酸味があってさっぱりとした後味になります。
コーヒーにはダイエット効果があるというのは聞いたことがあると思いますが、カフェインやポリフェノールの一種であるクロロゲン酸に脂肪燃焼効果があるんです。
カフェインには脂肪を分解する酵素であるリパーゼを活性化するという働きがあり、このリパーゼが活性化することにより効率的に脂肪を分解するようになるんです。
リパーゼは脂肪を分解して終わりではなくその後エネルギーにしやすい形に変えてくれるので、脂肪をエネルギーとして消費しやすくなるんです。
そしてクロロゲン酸には糖質や脂質の吸収を緩やかにして血糖値の上昇を抑えたり、脂肪燃焼を促進する効果があります。
クロロゲン酸には他にも、自律神経を整えてくれる作用や抗酸化作用もあるので、メンタルを安定させたりアンチエイジングにも効果的です。
さらにコーヒーにはオリゴ糖も含まれていて、腸内で善玉菌のエサになり腸内環境を整える効果も得られます。
レモンコーヒーの作り方
①コーヒー200ml
②レモン果汁小さじ1杯
これで完成!
レモンを入れすぎると風味が強く飲みにくくなるかもしれないので、調整していれてみてください。
コーヒーの注意点
・カフェインには興奮作用があるため、飲む時間帯によっては睡眠の質に影響が出る
寝起き90分以降から17時くらいの時間帯に飲むことで睡眠の影響を抑えられるので、飲む時間帯に気をつけましょう。
まとめ
以上がレモン水ダイエットの効果と、効果的な飲み方についてでした。
レモン水はそれだけで飲んでも効果はありますが、継続して飲むことでダイエット効果が得られるので、ぜひ今回ご紹介した食材を取り入れてみてください。
そして最後にお伝えしたいことは、レモン水はダイエットのサポートにはなっても食事のバランスが悪ければ痩せることはないということです。
食事で栄養バランスを整えて脂肪を燃やす準備ができているときに、初めてレモン水の効果が発揮されます。
全体の食事バランスを整えながら、レモン水を取り入れてみてください。
しかし、自分では食事改善が難しいという方も多いと思います。
そんな方には、パーソナルジムに通ってみることをおすすめします。
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