白湯ダイエットの効果は?正しいやり方や効果的な飲み方について解説
白湯は健康にいいというのは聞いたことがあると思いますが、実はダイエットでも強い味方になってくれるんです。
ただの水を白湯に変えるだけで驚くべきダイエット効果が得られますし、現在思ったようにダイエットが進んでいないという方も、正しく取り入れていくことでダイエットが捗るかもしれません。
そして白湯は飲み方を工夫するだけでダイエット効果を高めることができるので、その方法についても解説します。
本記事では、白湯ダイエットの効果と正しいやり方、白湯ダイエットの効果的な飲み方について解説します。
最後まで見ていただくことで、白湯のダイエット効果がわかるだけではなく、効果的な飲み方までわかるようになるのでぜひ最後まで見ていってください。
筆者が運営するYouTubeでも解説しているので、動画でサクッと見たいという方は下記からご覧ください。
白湯のダイエット効果について
白湯には健康効果だけではなくダイエット効果まで期待できるので、白湯ダイエットを実践することで痩せることにつながります。
・便秘解消効果
・代謝アップ効果
どちらの効果も高まることでダイエットが捗っていくので、白湯ダイエットはおすすめなんです。
それぞれ詳しく解説します。
便秘解消効果
白湯を飲むことで腸の活動が活発になるので便秘解消効果があるんです。
白湯はただの水を温めたものですが、実はこれが腸に優しく働きかけてくれるんです。
ダイエット中に便秘で悩んでいる方は多いと思いますが、普段の飲み物を冷たいものにしていてお腹の調子が悪くなるケースが多いんです。
冷たいものを飲みすぎると血流が悪くなり腸が冷えて動きが鈍くなってしまうんですが、温かい白湯を飲むことで腸を温めて血流が促進されるので、腸の動きが活発になり便秘が改善されるんです。
そしてシンプルに白湯を飲むことで水分をとることができるので、便が柔らかくなり便通がスムーズになるんです。
便秘が解消されることで体が軽くなり体重が一気に落ちることもありますし、腸内環境も良くなるので栄養素の吸収効率が高まり代謝もアップします。
そして腸内では痩せホルモンや食欲をコントロールするためのホルモンも分泌されていて、脂肪燃焼ホルモンの成長ホルモンや、幸福ホルモンのセロトニンが分泌されています。
こういった痩せるために必要なホルモンがしっかり分泌されていくので、脂肪燃焼も効率的に進んでいくんです。
白湯により便秘が解消されて腸内環境が良くなることで、これだけダイエットが進みやすくなるんです。
おまけに腸と肌はつながっているので、腸内環境が良くなることで美肌効果も期待できます。
便秘で悩んでいる方は多いと思いますので、ぜひ普段の飲み物に白湯を取り入れてみてください。
代謝アップ効果
白湯には温活効果が期待できて体の機能を高めてくれるので、代謝アップが期待できるんです。
代謝とはなんなのかというと、体が食べたものを消化して吸収、その後にエネルギーとして消費していくまでの過程のことです。
つまり代謝が高い状態というのは食べたものをエネルギーとして消費するまでがスムーズなので、脂肪が蓄積しにくく痩せやすい状態になっているということです。
白湯を飲むことで内臓が温まって働きが活発になり、基礎代謝量が高まることで一気に痩せやすくなるんです。
実はこの基礎代謝量は1日の消費カロリーのうち60%を占めていて、じっとしていても消費されていくカロリーなので自動でエネルギーを消費してくれます。
他にも運動をしたり日常生活動作で消費する代謝もあるんですが、意外にも1日の20〜30%ほどないんです。
なので、運動を頑張るよりも白湯を飲んで温活効果をしたほうが、消費カロリーが稼げて痩せやすくなるんです。
実際、白湯を飲んで体温が1℃上がることで、基礎代謝量が15%もアップするとも言われているので、体を温めて代謝を高める白湯はダイエットにおすすめなんです。
逆に言えば体が常に冷えていて体温も低いという方は、自動でカロリーを消費してくれる基礎代謝量が低いということなので、消費カロリーが少なくて痩せにくくなるんです。
体を温めて血流が良くなることで、全身にエネルギーを送れるのでエネルギーの消費効率も高まりますし、食べたものを効率的にエネルギーにできるということは食欲も落ち着いていきます。
温かい白湯を飲むとリラックス効果もあるので、メンタルの安定にもつながりどんどん痩せやすい状態に変わっていきます。
これだけダイエット効果のある白湯ですが、ただ飲むだけでいいというわけではなく飲み方やタイミング、そして作り方もポイントがあるので、正しい飲み方で取り入れていきましょう。
ということで次のパートは、白湯ダイエットの正しいやり方について解説していきます。
白湯ダイエットの正しいやり方
白湯はただ飲んでいれば効果が得られるわけではありません。
正しく実践しないと効果が得られないので、正しく取り入れていきましょう。
・飲む量とタイミング
・正しい作り方
この2つをしっかり守って取り入れていけば白湯のダイエット効果は得られます。
それぞれ詳しく解説します。
飲む量とタイミングについて
白湯のダイエット効果を最大限に引き出すためには、飲む量とタイミングが重要です。
というのも、白湯は水分なので飲みすぎれば低ナトリウム血症という塩分と水分のバランスが悪くなって体調を壊したり、飲むタイミングを間違うと水の過剰摂取になってしまいます。
まず、白湯の1日の飲む量については、1日の水分摂取量を知るところから始めましょう
食事を含めて1日の水分摂取量の目安は、体重×35mlです。
体重70kgの方は2.4Lくらいの水分を食事や飲み物から取る必要があります。
食事から1Lくらいの水が飲めていると仮定して、残りの1.4Lを飲み物からとるようにしましょう。
その飲み物の一部を白湯に変えるイメージです。
なのでコーヒー、緑茶、トマトジュース、牛乳など、日常で飲み物を飲むと思いますが、その飲み物と白湯をあわせて一日の水分摂取量以内に抑えるようにしましょう。
そして飲むタイミングですが、一番のおすすめは空腹時に飲むことです。
なぜなら、空腹時に飲むことで胃腸が刺激されて活発に動くようになるので、寝起きであれば胃腸を活動モードへ切り替えてくれますし、食前であれば消化の促進につながります。
そして寝る前であれば、リラックス効果により睡眠の質向上にもつながります。
なので起床直後、間食、寝る前の3つのタイミングで飲むことを意識すると、飲む量もちょうどよくなると思います。
一番は継続して適量を飲み続けることが大事なので、タイミングについてはあまり縛られすぎずに飲みやすいタイミングで飲むようにしましょう。
正しい白湯の作り方
白湯の作り方に関しては意外と間違っている方も多く、実はただ温めればいいというわけではないんです。
実はただ水を温めて40度以上にした水をお湯といって、一度沸騰させた水を50度程度まで冷ましたものを白湯といいます。
なので作り方も飲むまでの過程で一度沸騰させて冷ます必要があるんです。
そして水道水から作る場合と、ミネラルウォーターから作る場合の違いにも注意が必要です。
水道水から作る場合
① 沸騰し始めてから弱火で15分ほど沸かし続ける
② その後50度まで冷ます
※15分沸かす理由は、水道水に含まれる塩素などの不純物を取り除くため
ミネラルウォーターから作る場合
① 電子レンジ600Wで1分半ほど温めれば完成
白湯は鍋で沸騰させなければいけないと思ってめんどくさいからやらないという方も多いんですが、ミネラルウォーターであれば時短でできるのでおすすめです。
特に寝起きすぐがおすすめのタイミングでもあるんですが、15分も沸騰させる時間がないから飲めないという方もいるので、簡単にミネラルウォーターから作ってみてください。
白湯ではなく実は水を温めただけのお湯を飲んでいたという方もいると思うので、正しい作り方で取り入れてみてください。
そして、このまま白湯としても飲んで良いんですが、味気ないから物足りないという方も多いと思います。
一番は継続して飲むことが大事で味ももちろん重要だと思うので、次のパートでは白湯に混ぜることで美味しく飲めて効果を高める飲み方について解説します。
白湯ダイエットの効果的な飲み方
白湯だけで飲んでもダイエット効果は得られるんですが、白湯は味がないので飽きてしまうという方も多いです。
そこで白湯に混ぜることでダイエット効果が得られる食材があるので、白湯ダイエットの効果が高まります。
・ハチミツ
・梅干し
・レモン果汁
この3つを混ぜて飲むことが白湯ダイエットの効果的な飲み方になります。
それぞれに多くのダイエット効果があるので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは詳しく解説します。
ハチミツ
白湯にハチミツをほんの少し混ぜるだけで自然な甘さがたされるので飲みやすくなりダイエット効果も高まります。
ハチミツは昔から健康や美容に良いとされる天然の甘味料で、さまざまな栄養素が含まれています。
特にハチミツの糖質は果糖とブドウ糖がバランスよく含まれているのが特徴です。
ブドウ糖は素早く脳のエネルギーとして使われていき果糖はゆっくり吸収されていきます。
ハチミツには足りないエネルギーを素早く補給できるメリットと、体内でゆっくり吸収されるので血糖値が安定するという2つのメリットがあるのでおすすめなんです。
実際の研究で、
・ハチミツを毎日大さじ2杯食べることで、血糖値やコレステロール値も改善したという報告がある。
ハチミツの8割は糖分でできているので甘さがあり、血糖値が上がりやすいんじゃないかと心配される方もいるんですが、ダイエット中でもおすすめの甘味料なんです。
なので、体内の栄養素が枯渇している朝に1杯飲むことで素早くエネルギーを補給できますし、その後の血糖値を安定させる効果も得られるので、寝起きにおすすめの1杯なんです。
そして抗酸化作用もあり血流の循環を良くする効果や、ビタミンやミネラルが豊富なので代謝を高める効果も期待できます。
ハチミツ白湯の作り方
① 白湯200ml
② ハチミツを大さじ1/2〜1杯
よくかき混ぜれば完成!
ハチミツに含まれるオリゴ糖には腸内環境を整える効果もあるので、1日1杯のハチミツ白湯でダイエット効果が倍増します。
注意点は、ハチミツは人工的に作られたものもあり、砂糖や人工甘味料が含まれているものがあることです。
しっかり原材料をみて、ハチミツしか含まれていない純粋ハチミツを買うようにしてください。
梅干し
梅干しと白湯はほんのり酸味があって美味しく飲めて、さらにダイエット効果も高まるのでおすすめです。
梅干しは日本の伝統的な食品で、疲労回復や抗酸化作用、腸内環境の改善に役立つ栄養素が豊富に含まれています。
特に、梅干しには「クエン酸」が豊富に含まれており、このクエン酸がダイエットに効果的なんです。
クエン酸は体内でエネルギーを生み出す「クエン酸回路」を活性化させて、脂肪燃焼を助ける働きをします。
これにより、体内に蓄積された脂肪がエネルギーとして効率よく消費されるため、脂肪の蓄積も防げてダイエット効果が高まります。
さらに梅干しにはバニリンという成分が含まれていて、脂肪細胞に刺激を与えて脂肪の燃焼を促すことで脂肪燃焼が促進されます。
このバニリンは加熱すると20%ほど増加すると言われていて、効果がさらに高まります。
バニリンは他の食材にはなかなか含まれていない成分なので、それだけでも梅干しを摂取するメリットはあると思います。
そして梅干しにはオレアノール酸という成分が含まれていて、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
血糖値の乱高下こそ脂肪が増える原因とも言っていいので、梅干しを摂取することでダイエット効果が高まるんです。
そして、白湯によって血流がいい状態を作れていれば、クエン酸によりスムーズにエネルギーとなった脂肪が燃焼しやすくなるので、梅干し白湯として飲むことで脂肪燃焼が効率的になるんです。
梅干し白湯の作り方
① 水200ml
② 梅干し1個
③ 電子レンジ600Wで1分半温める
※梅干しと一緒に温めるとバニリンの効果が高まる!
ぜひ梅干し白湯を試してみてください。
レモン果汁
レモン果汁と白湯を一緒に飲むレモン白湯は過去の動画でもおすすめしたことがあるんですが、一番オススメの飲み方です。
レモンにはビタミンCやクエン酸が豊富に含まれており、特にデトックスや脂肪燃焼に効果的です。
クエン酸には脂肪燃焼を促進する働きの他に、肝臓の解毒作用を促進する働きもあるので、体内の老廃物を排出する力が強くなるんです。
なので体内がきれいになりむくみの解消にもつながり、デトックス効果が得られるんです。
そしてエリオシトリン、ヘスペリジン、ルチンといったポリフェノールも豊富に含まれていて、脂肪の溜め込みを抑える働きがあり脂肪蓄積を抑える効果があるんです。
ポリフェノールには血中の活性酸素を除去してくれて、血流の改善や中性脂肪の値を下げる効果、アンチエイジング効果があり健康効果も期待できるんです
血液中の中性脂肪が増えてしまうと体脂肪が増える原因になるんですが、ポリフェノールの効果により脂肪蓄積を抑えることにつながるんです。
さらにレモンに含まれているポリフェノールには悪玉コレステロールの酸化を抑える効果もあるため、動脈硬化の予防になったり、血液がサラサラになるので代謝アップ効果も期待できます。
またレモンには強い抗酸化作用があるので、細胞の活性化につながります。
活性酸素は細胞を傷つけて炎症を起こして老化や慢性疾患などにつながるので、レモンの抗酸化作用によりアンチエイジングや病気の予防にもつながるんです。
レモンには血糖値を安定させる効果もあるため、レモン白湯を飲むことでどんどん痩せやすい状態に変わっていくんです。
レモン白湯の作り方
① 白湯200ml
② レモン果汁小さじ1〜2杯
よくかき混ぜれば完成!
レモン白湯は食前に飲むことで血糖値を安定させる効果や脂肪蓄積を抑える効果を活かせるので、食前30分前くらいに飲むようにしてください。
まとめ
以上が、白湯ダイエットの効果と正しいやり方、効果的な飲み方についてでした。
白湯は水を温めるだけでできる簡単な飲み物で誰にでも取り入れやすいと思います。
そこに今回ご紹介した食材を混ぜるだけで一気に飲みやすくなりダイエット効果も高まるので、ぜひ参考に取り入れてみてください。
そして最後にお伝えしたいことは、白湯はあくまでもダイエットのサポートとしての役割しかなく、痩せるためには普段の食事改善が必要ということです。
1日全体の食事量でアンダーカロリーが作れていなければ、脂肪が燃えることは絶対にありません。
全体の食事バランスも整えて、白湯ダイエットを実践しましょう。
しかし、自分では食事のコントロールができないという方も多いと思います。
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