ブラックコーヒーは太るのか?太る原因と痩せる飲み方について解説

ダイエット効果の高い飲み物としてもおすすめされることが多いコーヒーなんですが、正しく飲めているという方は少ないように感じます。
コーヒーは間違った飲み方をしてしまえば効果が得られないどころか、逆に太ることにもつながってしまい損をしている方が多いです。
正しく取り入れていければ驚くほどダイエットが捗っていきますので、ぜひ本記事を参考にしていただきたいです。
本記事では、コーヒーのダイエット効果についてと、コーヒーの太る原因と痩せる飲み方について解説します。
最後まで見ていただくことで、コーヒーの間違った飲み方がわかるだけではなく正しい痩せる飲み方についてもわかるようになるので、正しくコーヒーを飲めるようになります。
しっかり痩せられるようになるのでぜひ最後まで見ていってください。
筆者が運営しているYouTubeでも詳しく解説しているので、動画でサクッと観たい方は下記からご覧ください。
コーヒーのダイエット効果について
コーヒーは正しく飲むことで多くのダイエット効果が期待できるので、おすすめの飲み物です。
・脂肪燃焼効果
・脂肪蓄積を抑える効果
・腸内環境を整える効果
コーヒーにはこれだけ痩せるために必要な効果があるので、ダイエットに正しく取り入れましょう。
それぞれについて詳しく解説します。
脂肪燃焼効果
コーヒーには脂肪燃焼を促進させるカフェインが入っているので、ダイエット効果が高いです。
コーヒーに含まれているカフェインには、脂肪を分解する酵素であるリパーゼを活性化させる作用があります。
このリパーゼが活性化することにより、脂肪分解が進み効率的に脂肪を燃焼することにつながるんです。
実際の研究でも
・朝にコーヒーカップ2杯、約240mlを飲んだ場合
➡午前中の代謝がアップしたとのこと
さらにリパーゼはただ脂肪を分解するだけではなく、分解した脂肪をエネルギーとして使いやすい形に変えてくれる働きもあります。
脂肪がエネルギーとして使いやすくなれば、効率的にエネルギーとして消費することができるのでダイエット効果が高まります。
脂肪は分解されてもエネルギーとして使われなければまた体脂肪として再合成されてしまうので、脂肪が分解されて効率的にエネルギーとして消費していきたいです。
コーヒーを飲んでリパーゼが活発になることで、脂肪分解からエネルギー消費効率が高まるので脂肪燃焼が効率的になるということです。
脂肪蓄積を抑える効果
コーヒーに含まれているポリフェノールの一種であるクロロゲン酸に、脂肪蓄積を抑える効果があるんです。
コーヒー=カフェインというイメージが強いかもしれないですが、そのカフェインよりも含有量が多い成分がクロロゲン酸です。
このクロロゲン酸には糖質や脂質の吸収を緩やかにして、余分な脂肪の溜め込みを抑えてくれる効果があるんです。
糖質や脂質というのは当然とりすぎれば体内に貯蓄されていき、それが体脂肪として蓄積されてしまいます。
そこでコーヒーを飲んでクロロゲン酸をとることで、糖質や脂質の吸収を緩やかにしてくれるので中性脂肪として蓄えにくく体脂肪の蓄積を抑えることができるんです。
さらにカフェインと同様に、脂肪の分解を促進して脂肪燃焼を効率的に勧めてくれる作用もあります。
なので、脂肪の蓄積を抑える効果と脂肪燃焼を促進するという2つの働きによりダイエット効果を高めてくれるんです。
そのほかにも、クロロゲン酸には自律神経を整えてくれる作用や抗酸化作用もあるので、メンタルを安定させたりアンチエイジングにも効果的です。
クロロゲン酸には脂肪蓄積を抑える効果だけではなくこれだけ多くのダイエット効果があるので、コーヒーを飲むことでダイエット効果が高まるんです。
腸内環境を整える効果
コーヒーにはコーヒー豆から生まれたコーヒーオリゴ糖が含まれていて、腸の働きを助けてくれたり腸内環境を整える作用があるのでダイエット効果が高まります。
このオリゴ糖は消化されにくく食道や胃を通って、96%が小腸、大腸まで届くと言われています。
大腸ではこのオリゴ糖が善玉菌のエサとなり、腸内細菌のバランスを整えてくれるので腸内環境が整います。
腸内環境が良くなり腸の動きが活発になればエネルギーの吸収消費効率がアップするので、代謝のアップにつながり痩せやすい状態を作ることができるんです。
さらに腸の働きが活発になるので、便秘の解消にもつながります。
便秘になると腸の中に老廃物が溜まり腸内細菌のバランスが悪くなって腸内環境の悪化につながるので、便秘を予防するだけでも腸内環境を良い状態に保つことができます。
腸内細菌のバランスを整えて便秘解消効果を期待できるコーヒーを飲むことで、腸内環境が良くなるのでダイエット効果を高めることができるんです。
どんなにダイエットにいい食材をとっていても腸内環境が悪くうまくエネルギーを吸収できない状態であれば、エネルギーの消費効率も落ちてしまいます。
脂肪も燃焼しにくい状態になるということなので、ダイエットがうまくいきません。
コーヒーを飲んで腸内環境を整える効果を得ることで痩せやすい状態を作ることができるので、ダイエットが捗るようになっていきます。
以上の3つの成分のより多くのダイエット効果を得ることができるので、コーヒーを飲むことで一気に痩せやすくなるんです。
しかし、コーヒーはただ飲んでいても思ったようなダイエット効果は得られずに、間違った飲み方をすれば逆に太ることにつながります。
正しくコーヒーを取り入れてダイエット効果を高めていくためにも、コーヒーの太る飲み方と痩せる飲み方について理解を深めていきましょう。
次のパートで、コーヒーの太る原因と合わせて痩せる飲み方について解説していきます。
コーヒーの太る原因と痩せる飲み方について
コーヒーはただ飲んでいればいいわけではなく、ダイエット的に正しい飲み方があるんです。
合わせてコーヒーの効果を高める痩せる飲み方についても解説するので、最後まで見逃さないようにしてください。
① 太る原因
・起床後すぐに飲む
・夕方以降に飲む
・砂糖やミルクを入れる
② 痩せる飲み方
・起床後90分以降に飲む
・17時以降は飲まない
・ブラックコーヒーで飲む
太る原因を解決することが痩せる飲み方に直結してくるので、コーヒーでしっかり痩せることができるんです。
それぞれについて詳しく解説します。
起床後すぐに飲むのはNG
寝起きにコーヒーを飲んで体を起こすという方もいるんですが、起床後すぐのコーヒーは太ることにつながるのでやめましょう
なぜなら、体内時計を調整するコルチゾールに影響がでてしまうからです。
コルチゾールには覚醒作用があり起床後30分〜60分で大量に分泌されていき、体と脳を活動モードへと切り替える重要なホルモンです。
この覚醒作用のあるコルチゾールが分泌されている時間帯に、同じく覚醒作用のあるカフェインを含むコーヒーを飲むと、コルチゾールの分泌が低下してうまく体が活動モードへ切り替わらなくなります。
そうなると、コーヒーのカフェインにより一時的に元気は出るんですが、カフェインの効果が切れると体の元気がなくなり運動量が低下してしまいます。
体と脳が活動モードへうまく切り替わらないので、1日の運動量が減ってしまい消費カロリーが減ることでアンダーカロリーにならずに太ることにつながってしまうんです。
痩せる飲み方
・コルチゾールの分泌量が減ってくる起床後90分以降に飲む
例えば、朝7時に起きている方は、寝起きの水分摂取はシンプルな水や白湯にしましょう。
その後朝食を食べて会社に行って、仕事を始める前にコーヒーを1杯飲むのがちょうどいいタイミングになると思います。
朝コルチゾールをしっかり分泌させて体内時計をリセットしないと夜の睡眠にも影響が出てくるので、起床後すぐのコーヒーはやめましょう。
夕方以降に飲むのはNG
コーヒーに含まれているカフェインが体内で分解されて半分になるまでには、4〜6時間かかると言われています。
なので、完全に分解されるまでには8時間はみておきたいので、寝る8時間前の夕方までにコーヒーは飲み終わるようにしましょう。
仕事終わりの18時にコーヒーを飲んだ場合
・6時間後の夜12時に寝るときにもカフェインの覚醒作用が半分は効いている状態になる
➡睡眠の質が低下して太る原因になる
ダイエットにおいて睡眠の質はめちゃめちゃ重要で、睡眠時間が短い、睡眠が浅くなるといった質が悪くなってしまうと、一気に太りやすい体質に変わるんです。
睡眠時間の研究では
①睡眠時間が7時間未満のグループ
②睡眠時間が6〜8時間のグループ
2つのグループの肥満度とBMI値を比較したところ、①のグループの方が肥満度が高かったというデータがある。
睡眠時間が短くなるだけで食欲を増進させるホルモンの分泌が増えて、逆に食欲を抑制するホルモンの分泌が減ってしまいます。
そのホルモンバランスによって、食欲が増して食べすぎることにつながるんです。
さらに、寝ている間には脂肪燃焼ホルモンである成長ホルモンも分泌されています。
この成長ホルモン分泌のゴールデンタイムは入眠から90分と言われていて、寝始めのタイミングでしっかり深い眠りに入れるかが大事なんです。
つまり、コーヒーの覚醒作用により寝付きが悪かったり眠りが浅くなることで、脂肪燃焼ホルモンである成長ホルモンの分泌量が減ってしまうので太りやすくなるということです。
痩せる飲み方
・最低でも夕方5時までにはコーヒーを飲み終わるようにしましょう。
砂糖やミルクを入れるのはNG
「ブラックコーヒーは苦手だからいつも砂糖やミルクを入れる」という方がいるんですが、これは逆に太ることになるのでやめましょう。
当たり前ですが、砂糖やミルクにはカロリーがあります。
ブラックコーヒーであればほぼカロリーは0で、1日2〜3杯飲んだとしても摂取カロリーが増えることはありません。
しかし、砂糖やミルクを入れれば飲めば飲む分だけカロリーが増えてしまいます。
ダイエットの基本は消費カロリーよりも摂取カロリーが低いアンダーカロリーを作ることなので、こういった余計なものからカロリーをとっているとアンダーカロリーが作れずに太ることにつながるんです。
コーヒーに砂糖やミルクを入れるだけだからそんなにカロリーはとってないと思うかもしれないですが、砂糖とミルクをいれたコーヒーは約40kcalです。
たしかに1杯のカロリーとしては高くないかもしれないですが、こういったちょっとだけならいいやの積み重ねが体脂肪として蓄えられることもあるんです。
砂糖とミルク入りのコーヒーを1日3杯飲んだ場合
・1日+120kcal
・1ヶ月で+3,600kcal
・1年で+43,200kcal
これは1年で体脂肪が6kg増える計算になる。
ブラックコーヒーを1日3杯正しく飲んだ方は今よりも1年後は痩せているかもしれないですが、砂糖ミルク入りコーヒーを毎日飲むことで逆に太ることにつながるんです。
痩せる飲み方
・ブラックコーヒーで飲むようにしましょう。
まとめ
以上が、コーヒーの太る原因と痩せる飲み方3選でした。
コーヒーは間違いなくダイエット効果の高い飲み物ですが、飲み方を間違えてしまうと逆に太ることにつながるんです。
ただ飲めば勝手に痩せていくという魔法のような飲み物ではないので、正しくダイエットに取り入れていきましょう。
そして最後にお伝えしたいことは、コーヒーを正しく取り入れることでダイエット効果は得られますが、あくまでもダイエットのサポートとしての役割しかないということです。
ダイエットでいちばん大事なのは食事なので、食事でしっかり栄養バランスを整えて脂肪が燃えやすい環境を作りましょう。
1日は3食あるので、1日通して食習慣を整えて栄養バランスを整えるようにしてください。
しかし、自分では食事のコントロールができないという方も多いと思います。
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