ダイエット中にお酒を飲んでも痩せる?太らない飲み方について解説
お酒をやめられないから全然痩せないと悩んでいる人は多いかと思います。
大前提としてダイエットをする上では、お酒を飲まなくて良いのであれば飲まないに越したことはありません。
しかし、飲まないとストレスによってダイエットが継続できないという方も多いので、そんなときに意識をしてほしいお酒の飲み方があるんです。
普段お酒を飲むときに意識をするだけで太らないばかりか、痩せることにもつながるのでぜひ試してみてください。
本記事では、お酒で太る理由とお酒の太らない飲み方について解説していきます。
最後まで見ていただけることで、大好きなお酒を楽しみながらダイエットができるようになるので、しっかりとダイエットは進められます。
仕事上でどうしても飲まなければいけない、お酒が大好きでやめられないけどダイエットもしたい、そういった方々の悩みを解消していきます。
ぜひ最後までみていってください。
お酒を飲むと太る理由について
お酒を飲むことでお酒によるカロリーと食事からのカロリーによってオーバーカロリーになりやすくなるんですが、さらに太る理由があるんです。
その理由は、代謝が悪くなるからです。
お酒を飲むと体内でアルコールを分解しなければいけないんですが、その役割をしているのは肝臓です。
実は肝臓は内臓の中で一番の働き者で多くの働きをしているのですが、その全ての働きを差し置いてアルコールの代謝を優先してしまうんです。
肝臓の主な働き
・エネルギーの貯蔵
・食事の消化に必要な胆汁の合成、分泌
・体に入ってきた添加物やお酒などの分解、解毒
・老廃物の排出など
その他にも500種類くらいの働きがあります。
これだけ全身の代謝に大きく関与している肝臓なので、アルコールを飲むことで代謝が下がってしまうんです。
アルコールは体にとっては毒なので、体内に入ってきた時にいち早く肝臓で解毒をして分解、排泄をしようとします。
上記で解説した通り、肝臓は多くの仕事を抱えているんですが、そういった仕事を後回しにしてまずアルコールの処理を最優先にします。
ということは、お酒を飲みながら食べたものをエネルギーとして代謝するのも後回しになるので、身体に溜まって脂肪になりやすくなるということです。
お酒を飲むときは、ほとんどの方は食事やおつまみと一緒に飲むことが多いと思います。
そのときにアルコールの分解が優先されるので、食事やおつまみから摂れた栄養がうまく代謝されずに脂肪になるということです。
アルコール自体もカロリーがあり、1gあたり7kcalです。
何杯もお酒を飲みながら食事も一緒に食べることになるので、カロリーが多くなり代謝も低下して太りやすくなるということです。
そして、肝臓は多くの仕事をこなす働き者なので、基礎代謝量の中で肝臓の一番消費カロリーが高いです。
お酒によって肝臓の働きを低下させるということは、基礎代謝を下げてしまうことにもつながるのでその分さらに太りやすくなるんです。
では、ダイエット中はお酒をやめたほうがいいのかというと、そんなことはありません。
もちろんやめるに越したことはないですが、やめることがストレスになってメンタルが崩れるよりは、太らない飲み方で取り入れていきましょう。
ちゃんとお酒を飲みながらでもダイエットできる方法があるので、次のパートで解説していきます。
お酒の太らない飲み方について
お酒は飲み方に注意すればダイエット中でも飲むことができて、それでいて痩せることも可能です。
実際、ボディコンテストに出ているようなボディビルダーでも、減量期にお酒を飲みながら10kg以上痩せているという方もいるので、正しく取り入れていきましょう。
・お酒の種類を選ぶ
・おつまみの種類や量に気をつける
・水分摂取を意識する
この3つを守ればお酒を飲みながらでもダイエットができるので、ぜひ意識をしてみましょう。
それぞれについて詳しく解説します。
お酒の種類を選ぶこと
アルコールは種類によってはカロリーが高く、それだけでオーバーカロリーの原因になるというものも多いです。
なので、お酒の種類に気をつけて飲むことで、カロリーを抑えることができるんです。
ダイエット中でも比較的飲んでも良いお酒
・糖質が入っていないもの
・蒸留酒のウィスキー
・焼酎など
このあたりを飲むようにしましょう。
健康的な面を考えれば、もちろん飲む量には気をつけなければいけないんですが、太りやすいかだけで考えると糖質が入っていない方がカロリーが低いので太りにくくなります。
逆に糖質が入っているビールや日本酒などの量が増えてしまうと、糖質が代謝されずにそのまま脂肪になってしまい太りやすくなります。
先程も解説した通り、アルコールの代謝を最優先にするので、お酒に含まれている糖質の代謝が後回しになり脂肪になりやすいんです。
さらにここで一緒にご飯を食べたりおつまみを食べたりすれば、その栄養素までも代謝されずに脂肪として蓄えられてしまうので、どんどん太ることになります。
お酒の好みもあるかもしれないですが、割合として糖質の入っているお酒は極力少なくして糖質が入っていないお酒を選ぶようにしましょう。
ただ、太らないとは言いつつも肝臓や体への負担を考えれば飲み過ぎはよくないので、飲む量は調整するようにしてください。
おつまみの種類や量に気をつける
お酒を飲むときは、必ずといっていいほどおつまみを食べると思います。
そのおつまみの選び方や量に気をつければ、ダイエット中でもお酒で太るということはなくなります。
お酒を飲んでいるときはアルコールが分解されるので、食べたものの代謝が後回しにされます。
糖質の少ないお酒を飲むのと同じように、食事も糖質が少ないものやカロリーの低いものを選ぶようにしましょう。
お酒のおつまみでおすすめの食材
・あたりめ
・赤みのお刺身
・枝豆など
低糖質で高タンパク質なものを選ぶようにしましょう。
逆に脂質が多い揚げ物系をおつまみに選んでしまうと、消化や吸収に時間がかかります。
ただでさえアルコールによって食べたものの代謝が後回しにされている状況なので、脂っこいものを食べると身体に残ってどんどん脂肪になるんです。
そして食べる量についてですが、おつまみだけで考えるというよりは一日トータルのカロリー収支から考えるようにしましょう。
ダイエットの大原則は消費カロリーよりも摂取カロリーが低いアンダーカロリーの状態を作ることです。
なので「1日の食事量+おつまみ」で、オーバーカロリーにならない範囲で食べるようにしましょう。
たまに「おつまみを全然食べてないのにお酒で太る」という人がいますが、これは単純に1日の食事量と合わせた時にオーバーカロリーになっているからです。
逆に「あの人あれだけおつまみ食べてるのになんで太らないんだろう」って場合は、アンダーカロリーの状態が作れているからです。
太りにくいおつまみをご紹介しましたが、カロリーはあるので食べ過ぎれば太ります。
1日全体でみてオーバーカロリーにならない範囲で食べるようにしましょう。
消費カロリーはネットで体重や活動量を入れれば簡単に計算できるサイトが出てきます。
そして摂取カロリーに関しては、カロリー計算アプリを使うようにしましょう。
食べたものを記録して、1日の消費カロリーを超えないようにお酒を取り入れましょう。
水分摂取を意識する
お酒を飲んでいるときは、こまめに水を飲むようにしましょう。
なぜならアルコールは体内で解毒分解する時に水分が使われてしまうので、水を飲まないと脱水状態になります。
そしてアルコールには利尿作用があり、外に水分を出そうとするのでさらに脱水が進んでしまいます。
アルコールの量が増えるにつれて、体内で代謝するために必要な水分量も多くなるので、お酒を飲んでいる最中はなるべく水を飲むようにしたいです。
さらに、利尿作用によって身体から水分を出そうとすると一緒に塩分も外に出してしまうので、塩っ辛いものが食べたくなります。
おつまみや食事で大量に塩っ気のあるものを食べたくなるので食事量も増えてしまい、さらに太ることになるんです。
なので、お味噌汁などの低カロリーなもので、水分と塩分を同時にとるのもおすすめです。
お酒は液体なので飲んでいるときは「喉が潤ってる」と勘違いしてしまうのですが、実はどんどん体の水分が失われているんです。
脱水が続けばアルコールの代謝が遅れてしまうので、その分だけ食べたものの代謝も後回しになってしまい、どんどん身体に蓄えられて太ることになるんです。
水は人の体の70%を占めています。
お酒が原因で体内の水分が不足してしまえば、様々な体内の活動量が低下してしまうので、しっかり水を飲むようにしましょう。
少なくとも、お酒を飲んでいる最中、その夜、次の日くらいまでは、いつも以上に水分をとるようにしましょう。
まとめ
以上が、お酒の太らない飲み方3選でした。
お酒を飲みながらでも、正しく飲めればしっかりダイエットをすることができます。
体の健康を考えればお酒を飲まないに越したことはないですが、仕事上どうしても飲む必要がある方もいると思います。
飲まないことでストレスになるくらいなら、本記事を参考に太らない飲み方でお酒を飲むようにしましょう。
そして最後にお伝えしたいことは、お酒の太らない飲み方を実践していたとしても、過度な飲み過ぎは間違いなく太るということです。
適量を守りながらダイエットをすることでお酒を楽しみながら痩せることができるので、ストレスも最小限になっていきます。
そのうえで普段の食事改善も意識できると、体はみるみる変わっていくはずです。
ダイエットはアンダーカロリーを作っていくことが大事なので、1日の栄養バランスも意識しましょう。
しかし、自分では食事のコントロールができないという方も多いと思います。
そんな方には、パーソナルジムに通ってみることをおすすめします。
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